real local 福岡 » 町家再生で注目を集める八女福島で、まちづくりの現場を体験する1カ月【仕事】

町家再生で注目を集める八女福島で、まちづくりの現場を体験する1カ月

ふくおかトライアルワーキングステイ2015 八女市編

※終了しました。

町家再生で注目を集める八女福島で、まちづくりの現場を体験する1カ月
再生した町家が立ち並ぶ福島地区の中心地

こちらは、福岡R不動産と福岡県を中心とした9つの自治体が共同で企画・運営している「ふくおかトライアルワーキングステイ2015」の募集記事です。

全体像がつかみづらい、魅力の宝庫「八女市」

お茶の葉の生産では全国的に有名な八女(やめ)。ちなみに日本一の玉露生産地。
とは言っても、どういう場所なのか想像できる人は少ないのではないでしょうか?

実は一言で八女を語ろうとしてもなかなか難しいところがあります。
それも、1つの市、3つの町、2つの村がひとつに合併したから、広いんです。

町家再生で注目を集める八女福島で、まちづくりの現場を体験する1カ月
(左)ひとつひとつ丁寧に絵付けされる提灯。(右)電照菊。実は八女市は生産量全国2位

さらに、特産品を挙げると、お茶に、和紙に、仏壇、提灯、石灯篭、竹細工、果樹、電照菊……。切りがないほど出てきます。
この全体像を掴めないのが八女市の課題の1つ。ある意味、贅沢な悩み。

若い力が入り、注目度が上がる福島地区

そんな八女市で、ここ数年、注目度が上がっている地域が八女市の中心、福島地区。

もともと福岡では珍しく町家が残り、歴史を感じさせてくれる町並みが有名でした。
その空き家となった町家40件ほどを修理・リノベーションしてアンテナショップや一棟貸しの町家宿、カフェ、飲食店、雑貨屋、木工作家アトリエ、弓矢の工房などができ、ますます面白くなっています。しかも、そのオーナーのほとんどが20代~30代のUターン者やIターン者。

町家再生で注目を集める八女福島で、まちづくりの現場を体験する1カ月
泊まれる町家「川のじ」(左下)、地域のアンテナショップ「うなぎの寝床」(右上)などのお店が次々とオープン

そして、この福島地区の特徴が地域の若い担い手を地元の先輩たちがバックアップしているところ。みなさん、それぞれの想いを持って活動しているのですが、それを地元の有志が運営する市民団体やNPO法人が支え、情報共有や協力していく体制が整っています。

町家再生で注目を集める八女福島で、まちづくりの現場を体験する1カ月
たくさんの人が福島地区のまちづくりに関わっています

実はたくさんある課題。

順風満帆に見える福島地区ですが、実は課題はたくさんあります。
例えば、
・情報媒体づくり
・外国人観光客の受け入れ体制
・まだまだある空き家への対応と活用
・後継者不足に悩む伝統工芸や伝統家屋の修理の職人さん
・福島地区以外との連携 etc.

正直、できることから1つずつこつこつとやっているのが現状。

福島地区の新たな担い手を募集! 町家を活用したまちづくりを学べます。

そんな福島地区のまちづくりの現場を体験する1カ月のプログラムを企画。福島地区の複数の団体で運営している八女町家ねっとで働いてもらいます。

多岐にわたる八女町家ねっとの仕事。そのうち大きな仕事はwebサイトをはじめとする情報発信に、町家宿の経営・運営、町家の改修・利活用に伴う企画実施、空き家ツアー企画など。

むしろ福島地区にとってプラスになることなら、提案すれば実現することもあるかも。

実際には、様々な組織の動きを1つの大きな動きにしようとしている地域おこし協力隊(八女町家ねっと事務局)の中島さんと一緒に自分のスキルを活かして多岐にわたる福島地区の課題解決をしてもらいます。

福島地区に入り込んでいる地域おこし協力隊の中島さん

町家再生で注目を集める八女福島で、まちづくりの現場を体験する1カ月
空き家の片付けのためにトラックをワイルドに乗りこなす中島さん。普段は自転車で回っています

建築の設計や都市計画、まちづくりを大学と現場で実践し、地域おこし協力隊として京都市からUターンで八女市に戻ってきた中島さん。
八女の中心は昔からこの福島地区。そのため、「ここに来れば、八女市にある様々な魅力を知ることができる場所」にしていきたいそうです。

そして、大切にしているのが、目先のことではなく100年先ぐらいを見据えて活動すること。「歴史のある場所だからこそ、きちんと未来に受け継いでいきたい」と。

町家再生で注目を集める八女福島で、まちづくりの現場を体験する1カ月
(左)福祉施設跡。この廊下にカウンターテーブルを設置するとか。(右)明治20年ごろに建てられた旧八女郡役所

今もちょうど、八女市所有の福祉施設跡を借り受け、移住者向けのシェアハウスにするプロジェクトや、旧八女郡役所をDIYリノベーションするためのプロジェクトも動き始めています。今にも壊れそうな古いものを、ただ直すだけではなく、現代のニーズに合わせて活用していくとともに、きちんとした形で後世に引き継いでいきます。

今回求めている人材は、一緒にこの八女福島で自分たちが活躍する場を、“自分で”切り開いていく人。積極的に課題と向き合っていただければと思います。

これからますます盛り上がっていきそうなこのエリア。
ぜひ自分のスキルを活かして、町をさらに面白くしていくために、メンバーとともに課題解決へ取り組んでいきませんか?

福島地区のリノベーションされた町家に滞在

町家再生で注目を集める八女福島で、まちづくりの現場を体験する1カ月
物件は修理した一棟の町家(南東角)。扉を開けると土間が広がり、昔ながらの間取り

居住物件は、福島地区の横町にあるリノベーションされた町家「高橋家」。
昔ながらの町家の構造をしっかりと残し、水回りなどは新しくし住みやすい環境に。
高橋さん自身が福島地区の歴史や文化に詳しい方で、興味深い話が聞けるかも。
正直ここで生活できるのは羨ましいです。

今回の募集は少し漠然としていますが、自分のスキルを使ってまちづくりに関わりたい、まちづくりを現場で学びたい、地方で暮らしていきたいという人にはぴったりなプログラムではないでしょうか。実際に福島地区の活動に関わることで初めて分かる地域の課題や魅力を体験することができると思います。

プログラムの概要と応募方法

・期間
 第1期:2015年10月4日~11月15日のうちの1カ月程度
 第2期:2015年11月18日~12月23日のうちの1カ月程度
・募集定員:各期1組(個人のほか家族の同伴可)
・仕事内容:八女町家ねっとでの勤務、ブログでの情報発信
・滞在費補助等:12万円/滞在期間合計
・賃料:500円/滞在期間合計(水道光熱費:別途実費)
・事業実施主体:平成27年度ふくおかトライアルワーキングステイ実行委員会
・応募方法福岡県移住・定住ポータルサイト「福がお~かくらし」より
・応募締切:8月9日(日)
※より詳細な募集要項はこちらをご覧ください。

※今回は1つのプログラムだけでなく、複数のプログラムにご応募いただくことも可能です。参加申込書にそれぞれ第一希望、第二希望などを選択する欄がありますので、複数希望の方はご選択ください。

ふくおかトライアルワーキングステイ2015 関連記事