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独自の経営哲学を持つ農家さんで、農業というビジネスを学ぶ1カ月

ふくおかトライアルワーキングステイ2015 豊前市編

※終了しました。

独自の経営哲学を持つ農家さんで、農業というビジネスを学ぶ1カ月
このような見たことない野菜をたくさん育てている田村さん

こちらは、福岡R不動産と福岡県を中心とした9つの自治体が共同で企画・運営している「ふくおかトライアルワーキングステイ2015」の募集記事です。

様々な料理人が、珍しい野菜を求めて訪ねる「田村農産」

農協に頼らずに自分で販路を開拓している農家さんがいる。しかも、見たことない野菜ばかりを育てていると聞いたら、とりあえず会いたくなるのが僕たちの性。

そんな農家さんがいるのが、福岡県の東に位置する豊前(ぶぜん)市。
福岡市からは離れているため、正直、馴染みの薄い場所です。

そんな豊前市、ここ最近面白い移住者が、新しい店をオープンさせているという噂をちらほらと聞きます。その1つが「STAMP FURNITURE」という家具屋さん。

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10年間放置されていた古い郵便局をリノベーションした「STAMP FURNITURE」

オーナー兼家具職人である土井さんが10年間放置されていた築78年の郵便局を自分でコツコツと3カ月かけてリノベーションしたお店。中には自作のオリジナル家具とビンテージの家具がゆったりと並べられ、お店なのについ寛いでしまいました。

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オーナー兼家具職人の土井さんと店内。土井さんは田村さんともお知り合いだそう。繋がってますね

STAMP FURNITURE以外にも、倉庫を改造したカフェ兼雑貨屋さんだったり、駅前の商店街には新しいイタリアンレストランができたりと、少しずつ盛り上がっています。

野菜は商品。農家はもっと商売人にならんといかん

少し脱線しましたが、本題のオモシロ野菜生産所「田村農産」さんの話に。

田村さんと話していて印象的だったのが、野菜のことを商品と呼ぶこと。
「そもそも、野菜を育てても売れなかったら生活ができないし、これからの農家は商売人にならんといかん」と田村さん。

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作ったズッキーニを持って、笑顔でいろいろ教えてくれた田村さん

珍しい野菜を育てるのも、他の農家と差別化するため。
最初は出来上がるまでどうなるか分からないし、育て方や収穫のタイミングは実験の繰り返し。例えば、緑のトマトを初めて育てたとき、赤くならないからいつ収穫していいのか分からなかったそう。そんな苦労を経て、田村農産の野菜たちは生まれていきます。

また、販路を自分で開拓しているのも、直接食べる人に届けたいから。間に人が入るとその人たちが生きるためにお金を乗せないといけない。そこがもったいないと感じていたそう。そのため、今後、力を入れていきたいのが宅配事業。ここからダイレクトに食べる人に届けられるから気持ちが良いそうです。

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自分たちだけではさばけない量の注文が。だからもっと仲間が必要

今も口コミで、様々なところから引き合いがあり、田村さんが営業をしなくても、今までのお客さんが自然と広めてくれています。ただ、すべての人に届けることができていないのが現状。

だからこそ、もっと仲間を増やして、生産量を増やし、さらに直接届けるための仕組みを作りたいそうです。

ここでなら、農業というビジネスを現場で学ぶことができる

もし、体験後も本気で農業をやっていきたいなら、田村さんが全面的にバックアップ。

田村さんの指導した方法で有機栽培した野菜は全部買い取ってくれ、独自のルートで販売。さらになかなか借りられない農地も田村さんのルートを使えば借りられるそう。

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田村さんの茶畑から見る豊前市の風景

田村さんは、「この豊前に新しい農業をやる生産者のグループを作りたい」と話していました。「そしたら、今できていない加工や新しい販路の開拓など、新たなチャレンジができる」と。そんな仲間を探しています。

横に田畑が広がる平屋

物件は、田村さんの家から自転車で15分ぐらい行ったところにある平屋。
3DKと1人でも家族でも大丈夫。水回りがきれいなところが嬉しいところです。
隣には田畑が広がり、外に椅子を置くと気持ちよさそう。(室内から見えないのが残念ですが……)

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今回の物件。かなりきれいな状態の平屋です。畑側に窓があるとより良かったのですが……

あと、豊前市で嬉しいのが、空き家バンクが充実しているところ。一般的な空き家バンクは5件も物件が掲載されてないケースも多いのですが、豊前市は常に20件以上の物件が掲載されています。

過去に空き家バンクで家を借りたり、買ったりした人が50人以上という実績も。
体験後、実際に移住をするとなると物件を見つけるのに苦労することが多いのですが、これなら安心です。

農業をしてみたいけど、食べていけるか不安と思っている方、ぜひ田村さんと一緒に新しい農業を作っていきませんか?

プログラムの概要と応募方法

期間
 第1期:2015年10月1日~11月7日のうち5週間程度
 第2期:2015年11月15日~12月19日のうち5週間程度
募集定員:各期1組(個人のほか家族の同伴可)
仕事内容:田村農産での勤務、ブログでの情報発信
滞在費補助等:125,000円/滞在期間合計
賃料:500円/滞在期間合計(水道光熱費:別途実費)
事業実施主体:平成27年度ふくおかトライアルワーキングステイ実行委員会
応募方法福岡県移住・定住ポータルサイト「福がお~かくらし」より
応募締切:8月9日(日)
※より詳細な募集要項はこちらをご覧ください。
※物件は掲載のものから変更になる可能性があります。

※今回は1つのプログラムだけでなく、複数のプログラムにご応募いただくことも可能です。参加申込書にそれぞれ第一希望、第二希望などを選択する欄がありますので、複数希望の方はご選択ください。

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