建築家・西田司さんと考える「人と交わる暮らし方」
11月16日、東北芸術工科大学でトークイベントを開催
※終了しました。

横浜市を拠点に、建築デザインのみならず暮らし方をも提案する建築設計事務所オンデザインパートナーズ。今回、そのオンデザインを率いる西田司さんを迎え、11月16日(水)東北芸術工科大学にて講演会が行われます。
オンデザインの生み出す建築たちはどれも、その土地や人々を受け入れ、そして自然に芽生えてきたかのように感じるものばかりです。
いくつか活動の事例をご紹介します。

横浜市の住宅街に建つ「ヨコハマアパートメント」は、制作作品の展示やご近所さんも巻き込んだイベントが日常となる、アーティスト向けの共同住宅です。

異なる機能を持つ小さな建築を散りばめることで、敷地全体に暮らしの質が配られた週末住宅「村、その地図の描き方」は、訪れるその時々に応じて自由な使い方ができます。

東北でも精力的に活動を行なっています。宮城県石巻市のさまざまな分野のプロフェッショナルが一丸となって取り組む石巻のまちづくりプロジェクト「ISHINOMAKI2.0」を始め、2015年には、雄勝町で廃校となっていた校舎を自然体験学校として再生し、地域の人々の新しい拠点を作り上げました。
人との対話から物語をつくるように形作られていくその建築や風景は、力強く、そしてあたたかい印象を受けます。その物語に身を委ねてみたくなるような、そんな気さえしてくるのです。
西田さんが考える建築とは? これまでの試みとは? 建築をひらくことでマチ、モノ、コト、ヒトが豊かにつむがれていく関係性など、建築の可能性が凝縮された1時間半です。今いる街で、人と人とが混じり合う場所や暮らしを作りたい方へのヒントが隠れているはず。
帰りにはきっと、今抱いている“建築”のイメージが少し変わっているかもしれません。