「さくらんぼ収穫」スタッフ募集
〈水戸農園〉で季節の仕事を
※終了しました。
そろそろ6月。さくらんぼの季節が近づいてきました。
真っ赤で甘くてかわいい双子。早く食べたいな。いまから楽しみだな。
と、その前に。収穫時期のさくらんぼ農家は大忙しになるのです!
6月15日頃から2週間、天童市の水戸農園では、さくらんぼのもぎとり(収穫)、もしくは、箱詰めしてくれる人を募集しています。
忍耐が必要であり、もぎたてを味わえる贅沢さもあり。山形の季節をダイレクトに感じられるお仕事です。

水戸農園とは
水戸農園が生産しているのは、お米、りんご、ラフランス、そして、さくらんぼ。総面積40アールを超えるさくらんぼ畑に、約80本の木を育てています。
デリケートで日持ちしないさくらんぼが生食として浸透したのは、戦後に流通システムが整ってから。水戸農園も戦後からさくらんぼの生産をはじめて、いまでは主力の商品となりました。


園長の水戸さんについて
子どもの頃は「農家なんてイヤだ」と親に反発してきたという、水戸農園9代目の水戸靖宏さん。成人してからは、地元の不動産会社に就職しました。30代半ばになった頃、親子で話し合い、農家を継がないことを決めていたそうです。
ところが、2011年、さくらんぼ収穫の2週間前にお父様が急死されました。日に日に色づくさくらんぼを放置するわけにはいかない。水戸さんは急遽会社を半年休み、さくらんぼ、ラフランス、りんごと家族総出でその年の収穫を終えました。
そこから生産規模を調整し、兼業農家としての9代目水戸農園が始動しました。当時42歳の出来事でした。
「宿命だったんですね。一度始めてしまうと、畑のことが頭から離れないし、ずいぶん真面目に取り組んでしまう自分がいて。結局自分は農家の息子なんだなと思います」

農家には「謙虚さ」が求められると水戸さんはいいます。
「農業には“終わり”もなければ“完璧”もない。気候に左右されたり、病気が発生したり、思い通りにはなかなか進まなくて。常に成長途中で、毎年新しい経験や学びがあるんです」 ※水戸さんによるブログ「山形R農園」にも注目です

具体的に、どんな仕事?
さくらんぼの代表格「佐藤錦」の収穫と箱詰めです。
おおよそ、もぎとりが5人、箱詰めが5人の10人体制で行います。今年は特にもぎとりを募集しています。
もぎとりは、朝5時に集合して午前中で終了。
早朝の作業には理由があります。
さくらんぼは、日中に太陽を浴びて温度が上がり、糖分が生まれます。夜に気温が下がることで、糖分が凝縮して身が締まる。つまり、甘みが詰まった朝もぎのものを出荷するのです。
「早朝に起きて、太陽の日を浴びながらカラダを動かす。終わるとクタクタになるんですけど、どこか気持ちがいい。人間らしい感覚が呼び起こされる仕事ですね」

箱詰めの人は、8時半頃からスタートして、17時半頃に終了します。
水戸農園の収穫では、毎年手伝いに入るベテランの方が多いそうで、わからないことがあれば、教えてもらえるので安心。年齢層は40〜70歳で男女比は半々ほど。もぎとりは男性が多く、箱詰めには女性が多い傾向にあります。
この仕事の醍醐味は、甘くてフレッシュなさくらんぼが食べ放題なこと。
「もぐ人には『好きなだけ味見してね』って言ってます。そうすると、どれがおいしいのか見分けがつくようになってきます。朝採れのさくらんぼは極上のおいしさですよ」

どんな人に合う?
さくらんぼはとてもデリケート。もぐ人も箱詰めする人も、繊細にモノを扱える人が向いています。
もぐときは、脚立を使います。高いところでは、4メートルに達するので、高所に問題がない人がベターです。
さくらんぼは市場価値が下がらないうちに、集中的に収穫することが重要です。6月15日から2週間、通しで来てくれる人を歓迎しています(多少のスケジュール調整は可能です)。

一年に一度の「山形ならではの仕事」。ご興味がある方は、以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。ご応募をお待ちしています。
社名/屋号 | 水戸農園 |
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募集職種 | さくらんぼの「収穫」と「箱詰め」 |
雇用/契約形態 | アルバイト |
契約期間 | 6月15日〜 2週間程度 |
給与/報酬 | もぎ取り:時給900円 箱詰め:時給800円 |
勤務地 | 山形県天童市 |
勤務時間 | もぎ取り:5〜11時 箱詰め:8時半〜5時半 ※どちらも、途中休憩1時間あり |
休日休暇 | 応相談 |
求める人物像 | ・繊細な作業が得意な人 ・学生さんも可 ・2週間通しで来られる人優遇 |
採用予定人数 | 1〜2人 |
選考プロセス | もぎ取り、箱詰め、もしくは両方、ご希望を明記の上、以下の問い合わせフォームよりご連絡ください。追って詳細をご連絡いたします。 |