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3/2〜3、糸島「おやまで梅マルシェ」開催

小富士梅林の保全と産業創出へ地元が結集

※終了しました。

ほころびかけた梅の花の向こうに加布里湾がきらめいています。可也山の南麓に広がる小富士梅林。毎年、多くの花見客が訪れる、糸島の観光名所の一つです。

3/2〜3、糸島「おやまで梅マルシェ」開催
南に加布里湾を望む小富士梅林。糸島のシンボル・可也山の南麓にあり、気持ちの良い場所です。

32日(土)、3日(日)の2日間、ここで「おやまで梅マルシェ」が開かれます。発起人は梅林のお膝元の集落でアパレルと雑貨の店を営む溝川貴邦さん(53歳)。昨年の花の時期に訪れた際、思った以上に梅林が荒れていることに気づき、梅林が本来の美しさを取り戻すきっかけにと、区長をはじめ地元の方々に相談しながら1年かけて準備を進めてきました。

3/2〜3、糸島「おやまで梅マルシェ」開催
春の訪れを実感。気持ちもほころんでいきます。

小富士梅林は江戸時代に飢饉をしのぐために植えられたのが始まりで、戦後、各農家が収益の一助にと新たに植えたものを合わせて3000本の梅の木があると言われています。溝川さんによると、近年は高齢化や担い手不足などから十分な手入れができず、樹勢の衰えた梅の木を伐採するケースもあるそうです。

梅干しも今はスーパーなどで売られる甘く食べやすいものが主流で、伝統的な塩辛い梅干しは敬遠されがち。昔ながらの小富士の梅干しも自家消費用がほとんどで、わずかに地元の産直の店に並ぶのみとなってしまいました。

3/2〜3、糸島「おやまで梅マルシェ」開催
古木でしょうか、勢いを感じさせます。この美しさを次の世代に。

そこで溝川さんは得意なマルシェの手法を使いながら、梅林の整備と梅をはじめとする地元の農産物の再ブランド化、新しい産業の創出までを見通したソーシャルビジネスとして取り組むことにしたのです。糸島に移住して14年、地元への恩返しの想いも込めました。

開催当日は、梅林の中ほどにある加布里湾を見下ろす広場がマルシェのシンボル会場に。また近隣のカフェなどのお店を結ぶ回遊ルートが設けられ、各店がそれぞれ来場者を迎え入れます。

3/2〜3、糸島「おやまで梅マルシェ」開催
近隣のショップ、臨時駐車場、トイレなどが表示されたチラシ。のんびり歩いて散策を楽しんでください。

広場では小富士梅林茶屋が店開きして「小富士梅林餅(梅ヶ枝餅風)」にお茶、コーヒーなどを提供。コーヒーは糸島の自家焙煎の店が日替わりで登場するほか、加布里の総菜屋さんの美味しい惣菜とおにぎりも。餅つきや石焼き芋の販売などもあり、賑わいが目に浮かびそうです。

3/2〜3、糸島「おやまで梅マルシェ」開催
小富士の梅干しと、ほんの一部ですがマルシェで販売予定の品々。写真右下は溝川さん。

糸島の飲食関連のお店だけでなく、地元の事業所や農家、保育施設、福祉作業所など広い業種にわたって協賛、出店が得られたことも、溝川さんたちのめざす活動の意義深さを感じます。

今後は梅林の整備と収穫時の労働力確保の体制づくり、梅干し以外にも梅酒などの開発・製造・販売などを通じて、6次産業化の道筋をつけるのが目標。それが里山保全につながると、溝川さんは考えています。

3/2〜3、糸島「おやまで梅マルシェ」開催
梅林周辺の民家の庭にも梅の木が植えられ、梅の里の雰囲気が漂います。

小富士地域の自然、食と人の豊かさが咲き誇るマルシェで、梅の香りとともに春の一日をお楽しみください。

※花の期間中は梅林への車の乗り入れはできません。案内表示に従い、臨時駐車場をご利用ください。また民家の敷地内への立ち入りもお控えください。

日時

2019年3月2日(土)〜3日(日)10:00〜16:00

会場

小富士梅林特設広場ほか

住所

糸島市志摩小富士

主催

小富士プロジェクト実行委員会

公共交通

JR筑肥線「筑前前原」駅北口より昭和バス「芥屋線」乗車、「小富士」停下車

駐車場

臨時駐車場あり(駐車台数に制限があり、できるだけ乗り合わせておいでください)

URL

「おやまで梅マルシェ」フェイスブック:https://www.facebook.com/events/381917545958969/

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