先輩移住者にトヨノへの移住について聞いてみました
今年度、2回目の開催となるトヨノノトライアルステイ。一足先にトヨノへの移住を決意し実行に移した、先輩移住者3名にインタビューさせていただきました。
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今年度、2回目の開催となるトヨノノトライアルステイ。(空き家等を活用して短期間のお試し居住を体験していただくことにより「移住のきっかけづくり」を行うプログラム。今年度のコラムはこちら
大阪府北部に位置する豊能町(トヨノ)は豊かな自然に囲まれながら、大阪市内まで電車でも車でも1時間弱でアクセスできる穴場スポット。
一足先にトヨノへの移住を決意し実行に移した、先輩移住者3名にインタビューさせていただきました。
パパたちが地域で活躍する場をつくりたい
お一人目は、昨年ご家族で移住をされたウェブクリエイターの宇都宮さん。移住前に立ち上げたWEBメディア「とよのていねい」を運営されています。
メインのお仕事とは別に、トヨノを盛り上げる活動にも精力的な宇都宮さん。光風台にある自社オフィスの軒先では、毎週火曜日に「とよのていねい野菜市」を開催しています。トヨノの太陽をたっぷり浴びた地元育ちの採れたて野菜は、美味しいだけでなく、市場という賑わいをつくるもとにもなってくれているので地域貢献の役割も担っています。



宇都宮さんは「ちちペディア」と呼ばれるイベントなども企画運営されています。地域のお父さんたちが自分の得意分野について、子どもたちに1日授業をする大人気イベントです。
「トヨノに暮らすお父さんたちが地域で活躍できるイベントを作りたかった。」
ご自身も二児のお父さんでもある宇都宮さんが、トヨノのお父さんたちをますます輝かせます。

そんなトヨノでご活躍されている宇都宮さんは、実は当初はトヨノに対してそこまで興味をもっていなかったとのこと。移住のきっかけは豊能町が奥様の故郷であったことでしたが、せっかくこの地で子育てをするのなら徹底的にまちを良くしたい、と決心されたようです。
ファミリー層も暮らしやすいまち、それがトヨノです。
移住者が地域コミュニティのハブになる
2人目の先輩移住者は吉川で古民家を利用したゲストハウス「里山ベース〜ハナビ〜(以下、ハナビ)」を運営されている鶴田さん。
元々アウトドア好きで、自然が多いが不便すぎない場所にいつかは住みたいと思っていた鶴田さん。偶然、昨年春に知人が豊能町に移住し、話を聞いているうちに興味を抱き始めたそうです。そんな中、豊能町が主催するトヨノの未来プロジェクト「トヨノノドリーム」とタイミングが重なり、移住を決めて事業の立ち上げにチャレンジされました。

現在はゲストハウスの運営に加え、里山アクティビティの提供、ハナビのDIYイベント開催、まちづくりプロジェクト参画など多方面でご活躍されています。
「トヨノは自然が多く、一方で都心が近いところが気に入っています。まちを良くしたいと強く想う人が多い印象です。」と鶴田さん。取材に伺った際も、地域住民の方がたくさんハナビに集まり、夜更けまでトヨノの未来を語り合っていました。
そんな鶴田さんも、移住前は田舎特有の人間関係に対する不安もあったそうですが、実際は排他的でもなく、ベタベタすぎることもなく「ちょうど良い距離感」のコミュニティだとのこと。
先輩移住者が地域コミュニティのプラットフォームづくりに奮闘中。新しい移住者を快く受け入れてくれる基盤が、ここトヨノにはできつつあるようです。


トヨノノトライアルステイで移住を決心
最後は昨年度トヨノノトライアルステイを経験され、この春にトヨノへ移住をされた河津さん。
お仕事は移住前と変わらず大阪市内で勤務されています。通勤時間は長くなったけれど、トヨノでの生活はそれを負担と感じさせないくらいしっくり来ているとのこと。
現在は平日の帰宅が遅く、トヨノでの活動時間が少ないことがお悩みで、「コミュニティと関わる機会を増やしていきたい」と河津さん。新しい人との出会いは、先ほどご紹介した鶴田さん運営のハナビで築かれているそうです。
もともと田舎暮らしは経験があり、昨年のトヨノノトライアルステイで車があれば移住できると確信したとのこと。お試しで暮らすことで見えてくるものは多いのかもしれません。

今回先輩移住者のお話を伺ってわかったのは、移住の背景も移住後の生活スタイルも様々であるということ。移住者に共通するのは、自然豊かなトヨノを愛し、自分たちの力でまちをさらに良くしたいという熱い想いでした。
トヨノには多様なライフスタイルを受け入れてくれる、豊かな自然と温かい人々が待っています。
まずは2週間、あなたもトヨノでの暮らしを体験してみませんか?