走って、登って、手と頭も動かす。子どもの五感がフル稼働。寒河江市の遊び場「CLAAPIN SAGAE」はサイコー!

「楽しい」を最大限に引き出してくれる場所
出産を機会にUターンをして6年目。娘は春から年長です。山形で子育てをしていて、本当にありがたいなと思っているところは「遊び場に困らない」こと。5歳児の体力は、それこそ底なし。電池が切れるまで走り続けられます。
しかしながら、昨今の猛暑で夏は外で遊べない。秋はクマ出没により、外で遊びにくい。雪遊びもできるけど、1日中とまではいかず。有り余る体力を発散したい子どもと、家で過ごすには限界があります。この年代の子を持つ親なら感じたことがあると思うのですが、外遊びができない休日は、かなり困るんです!
しかし、そんなときも、全然困らない。なぜなら山形には無料で遊べる室内施設がいくつも点在しているからです!室内なら「暑くない」、「クマも気にならない」、「雨でも問題ない」。しかも無料!これだけでも、山形で子育てをする価値があると思います。
最近のお気に入りは寒河江市にある「CLAAPIN SAGAE(クラッピンサガエ)」。東北最大級の道の駅である「チェリーランド」に隣接しています。「アソビ」と「マナビ」をテーマに、子どもの“楽しい”を引き出してくれる要素がたくさんあるんです!




娘はこのネット遊具「せかいじゅ」がとにかく大好き。ネットを歩いたときのトランポリンのような浮遊感であったり、バランスを保ちながら歩く不安定感、手と足を使ってよじ登るクライミングのような要素も楽しい様子。ネットの上を飛んだり、登ったりを繰り返し遊んでいます。1番上から下を覗くと、けっこうな高さがあるのですが、意外と平気みたいです。逆にはしゃいでいます(笑)。ここまで大きなネット遊具は、県内でも珍しい。最大の魅力であると思います。

「せかいじゅ」を囲うようにエリアは7つに分かれています。「わんぱくせかい」と呼ばれるコーナーにあるマットでただ転がるのもいいですし、鉄棒や跳び箱、スラックラインで全身を動かすのもいい。運動能力を上げるアクティビティが設置されています。その隣には絵本コーナーも設置されていて、このハンモックに揺られながら絵本を読む時間も、また楽しいんですよね。娘は写真奥に見えるさくらんぼの遊具を自分で転がしているだけでも、大笑いしていたりします。


もうひとつ必ず行くコーナーが「おとなるせかい」。普段、なかなかピアノ以外の楽器に触れる機会がないので、木琴や創作楽器を鳴らすのが楽しいみたいです。

楽器遊びは、全身運動とは違った聴覚や視覚などに刺激を与えられるのがいいところ。音が高くなったり、低くなったり、叩き方によっても音の大きさが変わるのが新鮮なようで、集中して遊んでいます。体を動かすだけではないコーナーがあるのも、嬉しいポイントです。

工作が大好きな娘は、「てづくりせかい」も欠かせません。スタッフの方が作った見本と丁寧な作り方シートがあるので、サクッと作成可能。親が工作が苦手でも、切る、貼るぐらいの工程でできるのがありがたいです。

「もくもくせかい」や「ちいさなせかい」といった2歳までの子が遊べるコーナーもあるので、乳幼児も遊びやすいと思います。もちろん、授乳室やおむつ替えコーナーも設置。どちらも清潔に保たれていますし、乳幼児を抱える親子さんとしては、その安全が確保されているだけでも、かなり安心できますよね。
子どもの基礎能力を高めるコミュニティをつくる
CLAAPIN SAGAEは、運動のチカラだけでなく「クリエイティブのチカラ」の育成も目指しているそう。その一環として、ほぼ毎週末ワークショップを行なっています。季節イベントのものだけでなく、「ミニ四駆」、「ちぎり絵」のほか「VR」や「プログラミング体験」などのデジタルレッスンまで!風変わりのワークショップは、東北芸術工科大学や山形大学、寒河江工業高等学校など地域学校と連携して行なっているものもあるそうです。

「子どもたちが自由に遊べて、学べる。基礎能力を高められる施設を目指しています。遊具もそうですが、外国人スタッフによる英語の読み聞かせであったり、ワークショップもそのひとつ。グローバルな目線も大事だと考えます。また、地域学校と連携することでCLAAPIN SAGAEが地域コミュニティの場になって欲しいとも思っているんです。スタッフと母目線、子育て目線で会話をされる利用者の方もいらっしゃいますし、ここで出会った子どもたちが知らない間に鬼ごっこを始めてたり。遊びに来ただけではない。何か新しい発見や収穫がある場所であることを願っています」
とは、支配人の髙橋誠治さん。スタッフが考える「やりたい」にも耳を傾け、どんどん取り入れているそう。それが結果、子どもたちの「楽しむチカラ」に繋がっています。

施設裏手にはキャンプ場を完備

施設の裏手には、屋外遊戯エリアのほかに、キャンプ、グランピング、RVパークの3つのエリアに分かれたキャンプ場が併設しています。グランピングであれば、ホテルのように泊まれるので道具は一切不要。通常のキャンプの場合もレンタル品+食事プランがあるので、初心者でも利用しやすいです。
また、キャンピングカーや車中泊向けにRVパークも完備。CLAAPIN SAGAEの隣が道の駅なので、そこで食材を買っても良さそうです。デイキャンプの利用も可能だそう。
今年の春以降は、屋外遊戯エリアの稼働も活発化させたいと髙橋さんが話していました。月山を望む壮大な景色を眺めながら、外で体を動かすのも絶対楽しいですよね!
我が家は帰りに必ず、チェリーランドでジェラートを食べます。思いっきり遊んで、おいしいジェラートを食べて、帰りの車で娘は爆睡。私も娘も大満足の1日です。1か所で一度も二度も楽しめるCLAAPIN SAGAEを今年もたくさん利用したいと思います。
CLAAPIN SAGAE(クラッピンサガエ)
住所/⼭形県寒河江市⼋鍬川原919-6
電話番号/0570-01-4004
営業時間/9:00〜18:00(90分制)
休館日/毎月第2・4月曜日(祝日の場合は翌日)、
1月1日
利用料金/無料
対象者/中学生以下の子どもと保護者
予約/利用にはHPから予約が必要
https://www.claapin-sagae.jp/
Text:中山夏美














