【愛知豊田市・蒲郡市】9.9-10.15 展覧会「Unformed room」
イベント
2023.09.12
【real local名古屋では名古屋/愛知をはじめとする東海地方を盛り上げている人やプロジェクトについて積極的に取材しています。】
reallocal名古屋でも、たびたび紹介している豊田のオルタナティブ・スペース「Art Base Coromo※1」が、蒲郡市にあるオルタナティブ・スペース「Mikawa Art Center※2」と連携し、2023年9月9日(土)から2023年10月15日(日)まで、気鋭の作家2名による展覧会”Unformed room”を開催します。
オルタナティブ・スペースとは、展示、舞台、演奏、会議、イベントなど様々な目的で使用される場を意味しています。今回開催される2つのスペースに共通するのは、アートスペースという広い解釈を与えながら、用途に対しては緩やかな受け皿でいたいという思いです。
森本真由は、集団の中で無意識的に強要される事や、適応することを求められる事への反応などを「フラット」や「アートセラピー」をキーワードに表現してきました。その中で1個人の感情を扱いながらも、アウトプットする際に匿名性の表現として変容させることで鑑賞者が「共感性」を感じる作品を発表しています。
さいとうえなは、嗅覚芸術を研究し、その匂いに想起させる人の感情やそこで生まれるコミュニケーションをテーマにしているアーティストです。また、フェミニズムの視点から、セーファー・スペースである展覧会を考え、試みる活動体「ケルベロス・セオリー」にも参加するなど、直接的な社会に対する提言を持ちながらも、出力される作品は情緒的な要素と余白のある物語で構成されます。
(※1)Art Base Coromo
まちにアートの選択肢を増やすためのアートスペースとして、アパートの1室を改修して2022年にスタート。同年開催の「とよたまちなか芸術祭」では連携企画として、豊田市内外のアーティストがそれぞれの視点で豊田をアウトプットする「In Site Out」を開催した。
(※2)Mikawa Art Center
2019年に和菓子屋の店舗を改築しスタート。個人住居とアートスペースが混在する緩やかなオルタナティブスペース。2023年に開催された「ととのう温泉美術館」ではビジターセンタープロジェクト「おみやげさんMiya!Miya!Miya!」を開催した。
2019年に和菓子屋の店舗を改築しスタート。個人住居とアートスペースが混在する緩やかなオルタナティブスペース。2023年に開催された「ととのう温泉美術館」ではビジターセンタープロジェクト「おみやげさんMiya!Miya!Miya!」を開催した。
会場 | 【豊田会場】 |
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期間 | 2023年9月9日(土)~10月15日(日) |
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