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【長野】HÜTTE muumuu 村岡利恵〈前編〉 移住したら訊かれる3つの質問

2017.03.04

長野県の北西部・大町市に東京から移り住んだ雑誌編集者からのご挨拶です。

はじめまして。
今回の記事からreal local長野に関わることになりました、村岡利恵です。2015年秋まで雑誌編集者として東京で仕事をしてきましたが、小谷村地域おこし協力隊に採用され、2016年秋の退任後は大町市に移住しました。

たぶん地方移住した人が聞かれる3つの質問、私もさんざん聞かれてきました。(輪郭がぼんやりとしていたはずの)答えが、人に話すうちに身についてきたというか、「あ、そういう理由だったのか!」と逆に気付かされました。

今回はご挨拶代わりに、この場を借りて、その答えを自分のためにも書き留めておきたいと思います。長いので、前編・後編と分かれますが、お付き合いくださいませ。

 

質問1●なぜ移住先を長野にしたの?

理由は「もっとスキーがしたかったから」です。とはいえ、まだパラレル練習中のスキー歴3年。山ごもりの学生って歳でもないのに……と周囲も苦笑いだと思います。

実は小学校低学年まで父とスキーをしていたのですが、雪山に行かなくなり数十年。たまたま2013年に取材先のハワイで、コーディネーターの友人としてヨガ撮影のエキストラに来てくれたのが、福島のり子さんと沖 聖子さんという女性プロスキーヤーでした。スキー業界の門外漢だったのがよかったのか、お2人が気さくな人でよかったのか。図々しくも、のり子さんがいる白馬岩岳にスキーをしに行ったのが、長野に通うようになったきっかけです。

【長野】HÜTTE muumuu 村岡利恵〈前編〉 移住したら訊かれる3つの質問
左から福島のり子さん、私、沖 聖子さん。のり子さんのお母さんが教えてくれる玄米麹味噌作り会でハワイ以来の再会。

 

そこからほぼ毎週金曜は編集部にスキーブーツとザックを携え、夜行バスで長野へ通いました。もっとスキーしたいなぁと思い、北海道東川町への移住も考えて視察に行ったのですが、大阪の実家に何かあったときに遠すぎると考え直しました。

その半年後にちょうど小谷村の地域おこし協力隊の募集があり、のり子さんに訊いてみたら「うちから10分!」と素晴らしい答え。そして応募したら採用されたので、これはもうハワイから決まっていた運命だと思い、移り住んだ次第です。

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不惑すぎた娘が突然スキーを始めるとは亡き父も思ってなかったはず。家族で白馬の八方尾根によく行ってたのも何かのご縁。

 

質問2●どうやって生計立てていくの??

いまはネットもあるしどこでも仕事ができる。
……なんていうほど甘くはなく、雑誌の仕事はやっぱり東京で顔を合わせて同じスピード感についていかなくては、あっという間に別の人に取って代わられます。これが現実だなぁと(溜息)。いまは付き合いのある雑誌の長野取材に声をかけてもらったり、『BE-PAL』のwebサイトで記事を書かせてもらったりしていますが、都心在住時に比べると微々たるものです。

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長野に来る前に携わった仕事は断捨離してしまったのですが、この2冊は思い入れがあるので残しています。特にメキシコはずっとしたかった企画でした。

 

「編集って手に職があるひとはいいよね~」と協力隊仲間には言われましたが、スキルを活かそうにもそういう場が長野には(ほぼ)ない。ただ「どう伝えるか」「どう見せるか」ということを、広く俯瞰したり深く考えたりすることに特化した職業ではある。

そんなことを話していると「うちの商品をどうアピールするか一緒に考えてほしい」「パンフレットとか作れる?」というようなことに声をかけてもらえるようになりました。このreal localもそのひとつ。東京にいると当たり前だったけど、そういうことを相談できる人が地方にはいない、というのは意外な発見でした。

そして、イラストを描いたり撮影のスタイリングをしたり、自分の手を動かすタイプの編集者だったので、グラフィックデザインやwebサイト制作も、実は多少できたりする。東京ほどクリエイティブ職の分業が進んでいないこともあり、編集/執筆/デザインをワンストップでできることは強みかもしれない。それを活かして「編集とデザインのよろず相談所」みたいなことができればいいなと思っています。

あとは追々こちらでもご報告しますが、初夏には事務所を兼ねて「ヒュッテムームー」という小さなカフェを高瀬渓谷の森で始めようかなと思っています。ムームーは出版社時代の上司につけられた脱力なあだ名。こう呼ばれると肩の力を抜いて物事を進められそうでいいなと。

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ヒュッテムームーのWEBサイトも制作中。ロゴは森の中のキャンプをイメージしてます。朝ごはんを食べながら、デザインのことを相談してもらえればと。

 

小商い流行りとはいえ、それだけで食べていけるかどうかは未知数。とはいえ、地方では「企業に就職」という選択肢が取れないことも多く(特に白馬エリアは季節雇用が多い)、起業や複数の仕事をすることも視野に入れなくてはと痛感しています。

でも東京で仕事をしていたときに比べると生活費もかからない(交際費が激減、光熱費は倍増)。冬はスキーをしたければスキー場で働くという究極の方法があるので、何とかなるかなと(ならないかもですが)。

……とここまでが前編。

次回に残す最後の質問は「長野に定住するの?」です。他人からは「意外な選択と意外な答え」と言われるのですが、でもこれから移住を考える人には参考になるかもしれませんし、移住への気持ちが軽くなるかも。また近いうちに続きをアップしますね。

>>後編はこちら

 

【お知らせ】
3月25日(土)18:00〜21:00に『real local』長野のオープニングイベントが開催されます。私も移住者のひとりとして、ゲストスピーカーで参加予定です。詳細はこちらをご覧ください。
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