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【求人情報!】茜色の夕日が見えるまちなかのホステルからのラブレター/ホステル荒島旅舎で福井県大野市地域おこし協力隊募集

求人情報

2022.06.17

ホステル荒島旅舎とは

好きなまちの話をしよう。

福井県大野市。
四方を山に囲まれた奥越とよばれる地域。
豊富な湧き水がまちを流れ、越前大野城を中心に碁盤目状に通りが連なる。中世に形作られた静かな城下町だ。

ここに荒島旅舎というホステルがある。
※荒島旅舎に宿泊した記事はこちらから。

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大通りに面した立地は旅の始まりに最適だ。

荒島旅舎ができたのは2020年7月。
「旅の人と、土地の人がたくさん交流できるように」とオープンした、まちの入り口になるホステルだ。コロナ禍の中、試行錯誤の始まりから約2年。商店街のおんちゃんやおばちゃん達にも徐々に受け入れられながら、まちなかに自然と溶け込んできた。
※荒島旅舎の成り立ちなどはこちらから。

1階のレセプションと旅舎Barは通りに面したガラス張り。
誰かが飲んだり喋ったりしていると、大野人(おおのじん。※大野に暮らす人たちのこと)が顔を覗かせる。さながらまちの勝手口といったところだ。

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1杯だけ!と思って寄ると大抵呑みすぎてしまう。

荒島旅舎が地域おこし協力隊を募集している!

ホステル荒島旅舎は、荒島社の川端さん(通称バタさん)と桑原圭さん(通称おケイ)が切り盛りしている。

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ちょっとシャイな大野人。いつだって優しく出迎えてくれる。※右端がバタさん。左端がおケイ。真ん中はUFOを呼ぶ人だそう。

「本当はオープンした時に女将を募集するつもりだったんだ」とバタさん。
コロナ禍で流れが変わった。とりあえず自分たちだけでやってみること早2年。気が付けば荒島旅舎はこのまちへの入口として旅の人や土地の人に愛される場所に育ってきた。ちなみにバタさんの本職は建築家、おケイはデザイナー。この2人を中心に様々な人たちがこの場所へ集まってくる。

ホステル荒島旅舎を運営する荒島社は、大野のまちなかでたくさんの小さな社会実験を行っている民間のまちづくり会社だ。何か面白いことはないかと様々な企画を生み出したり、企画したりしている。だからだろう。みんなの拠り所である荒島旅舎に行くといつ行っても楽しい人たちがいる。そしてやりたいことが多いから人手と時間が足りないのだ。
(そう言いながら夕方にはちゃんと呑んでいる人たちだからサイコーだ)

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夕日が沈んだら仕事は終わり!

1階は貸しスペースとしても地域に新たな色どりを添える。
間借りカフェや、企画展示スペースとして自由な若者たちが自分たちのやりたいことをワクワクしながら表現する場所にもなっている。

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若者たちが集い楽しめるNEWスポットとしても成長中!

荒島旅舎は様々な可能性を探りながら、訪ねて来る人たちを両手を広げて出迎えている。
そういうわけで「そろそろ本当に新しい人に来てほしい!」と今回のラブコールにつながった。

五番商店街やこのまちを面白がってほしい

「ぼくらの居る五番商店街に興味が持てる人、商店街の人たちとの関係を面白がってくれる人がいい」

バタさんとおケイが出す最重要条件はこの一点だ。

10年経ったらなくなってしまうかもしれない商店街。400年続く朝市もこの数年できっと形が変わってくる。そこに興味が持てる人、新しい発想ができる人が来てくれたらいいと二人は口を揃えて言う。

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荒島旅舎に行くと誰か、大野人に必ず会う!ここに暮らす人たちに会いたくて大野に通っている節もある。

「人の指示を待つのではなく、なんでもいいから没頭できる人、面白がれる人がいいな」

新年の餅つきやご近所づきあいも勿論ある。少ないけれど、新しくお店や場所を始める人たちもいて、それぞれがこのまちに新しい風景をつないでいる。
「今の大野の雰囲気を、大野らしく、溶け込むようにグラデーションしていく変化を一緒に楽しめる人に来てほしい」とバタさん。

豊かさって何だろう

「朝市に毎日出てるおばちゃんが言うの。大金持ちじゃないけれど小銭いっぱいあるわ~って。めちゃくちゃ笑顔で」
「隣のモモンガコーヒーにたまに飲みに来るおばちゃんは、たくさん売れた日の自分のご褒美で来てくれてるみたいだよ」
二人から語られる大野人たちの横顔は素朴で抒情的だ。

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ハレとケが交差する大切で当たり前な日常がここにはある。

当たり前の一日が大切な一日なんだと、大野を訪れるたびに思う自分がいる。

都会でがむしゃらに溺れるように働いていた20代。
深呼吸したくてたまらなかった。
私の場合は友人にもらった1本の日本酒がたまたま福井に連れてきてくれた。

もし今、昔の私のような人がいたらこのラブレターを受け取って、大野の荒島旅舎を訪ねてほしい。欲しかった何かを掴むきっかけがきっとあると思うから。

大野の人を、まちを愛してくれる人

萌芽という言葉が浮かんだ。大きな木が倒れると、奥に光が入る。
切り株からは新しい芽が出てくる。次への芽生え。
そんな瞬間が、もしかしたらこのまちに訪れようとしているのかもしれない。

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このまちで見る夕日は静かで茜色で、とても美しい。

「いつでも合流可能!荒島旅舎に来てもらって、まずは僕たちと話しをしよう」
3年後、大野で創業することを目標にと言われるとざわつくかもしれない。
でもバタさんは笑顔で続ける。
「大野、余裕や。もう一つくらい会社したいと思ってるもん」
「都会でやってみようかなと思ったらすげー金かかるけど、大野はそんなことない」
自然体でそんな言葉を口にする。

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自分で楽しいをつくる人たちが集まってくる場所だ。

これからの大野のまちを、人から人へとつながるこの場所を、もう一歩先にすすめるために。大野の人を、まちを愛して、胸を躍らせ一緒に動ける人を荒島旅舎は求めている。

荒島旅舎
https://arashima-hostel.com/
大野市地域おこし協力隊募集
https://www.city.ono.fukui.jp/kurashi/chiikidukuri/chiikiokoshi.html
(※旅舎枠は3のまちなかのにぎわい創出及び創業準備業務に該当します)

文:牛久保星子
写真:荒島社提供

社名/屋号

荒島旅舎

URL

https://arashima-hostel.com/

雇用/契約形態

https://www.city.ono.fukui.jp/kurashi/chiikidukuri/chiikiokoshi.html

備考
お気軽に問い合わせください。arashimahostel@gmail.com