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「マイルーツ、マイ山形」 #5 湯をめぐる

地域情報
2026.04.10

山形で身につけた新しい習慣。それは「温泉」へ行くこと。

山形へ行くまでは、温泉は非日常イベントでしたが、山形はそこらじゅうに温泉が沸いている温泉天国なので、温泉=日常という認識に変わりました。

My Favorite日常温泉は「百目鬼(どめき)温泉」でした。

「マイルーツ、マイ山形」 #5 湯をめぐる

田んぼの中にたたずむ姿に、いつ来てもほっとします。

露天風呂に浸かっては、岩に寄りかかって外気浴、を繰り返す時間が至福。

湯から上がった後の身体中に染み渡るやまべ牛乳も、もちろん至福。

「マイルーツ、マイ山形」 #5 湯をめぐる

百目鬼温泉は市内にあって、近くて行きやすかったので、仕事帰りや、朝ひとっ風呂浴びて会社へ行くこともありました。

気が向いたらいつでも行けるように、いつの間にか車の中に常備するようになったお風呂セットが、なんだかこの場所を乗りこなしている証のようで、嬉しかったです。

さて、山形で温泉に目覚めた私ですが、実は、それをきっかけにさらに目覚めたものがあります。それは「サウナ」。

山形は温泉が充実しているだけあって、銭湯やサウナをそんなに見かけないのですが、当時住んでいた家の一番近所にあったお風呂屋さんが、「スーパー銭湯テルメ」というスーパー銭湯。

Bath亭(施設内にある食堂)の台湾ラーメンがおいしいのと、天井が高くて広々とした浴室が好きで、よく通っていました。

「マイルーツ、マイ山形」 #5 湯をめぐる

「マイルーツ、マイ山形」 #5 湯をめぐる
Bath亭の台湾ラーメン

そんな「テルメ」の片隅にあったサウナと水風呂。その存在は長い間ベールに包まれていました。

サウナから出てきたほかほかのおばちゃんたちが、水風呂に直行して、気持ちよさそうにしている姿はずっと見ていたけれど、自分には無縁だと思っていました。

蔵王にあるサウナに行ってみたのがきっかけで、普段行っているテルメのサウナにも俄然興味が出てきて、満を持してそのドアを開けてみることに。熱気とともに私を迎えたのは、縦横無尽にくつろぐおばちゃんたちの姿。人口密度に圧倒されながらも、おばちゃんとおばちゃんの間に入れそうなスペースを見つけて入ってみる。サウナは上の段のほうが熱いから、まずは下段から。

耐えられるのか?と、身構えて入ったのですが、あれ…そんなに熱くないかも…?というのが第一印象。岩盤浴くらいのじんわりあったか〜い感じ。15分ほど入っていると、汗がたっぷり出て、ほかほかに仕上がります。

サウナから出たあとは、いざ、水風呂へ。平気な顔をして、むしろ気持ちよさそうな顔をして、肩まで浸かっているおばちゃんたちを見習って、そおっと入ってみたけれど、やっぱり一度目は、無理〜!と、一瞬で出ました。サウナビギナーあるある。こんな冷たい水に浸かるなんて、自分には絶対無理だと思うのに、それでも二度、三度とめげずに頑張れば、だんだん、気持ちよく感じられるようになるから不思議。

今となっては、あの水風呂に気持ちよく入りたいがためにサウナに入っているといっても過言ではありません。水風呂に入ったあとは、露天スペースの椅子でひとやすみ。こうしてテルメでのサウナルーティーンができていきました。

テルメから私のサウナ人生は始まり、それから数年経った今、いろいろなサウナを知ったから気づいたテルメの特徴は以下のとおり。

・女風呂のサウナは平均よりぬるめ。=長い時間かけてじっくり温まる系。
(男風呂のサウナはそうでもないという噂)
・水風呂は平均よりやや冷たい。水風呂がとても良い。
・こんなに賑やかなサウナはなかなかない。

そう、テルメの女風呂サウナは、とっても賑やか。おばちゃんたちが自由な体勢でテレビを見ながら、あーだこーだおしゃべりしていて、出ていく時は「お先です〜」と声をかけて、それに対してみんなは「お疲れさま〜」と見送る。そんなアットホームサウナ育ちなので、基本サウナは静かな場所だと気づいたときは、ちょっとだけ物足りない気持ちにもなりました。

こうして思い出していると、テルメのサウナ、久しぶりに行きたくなってきました。

これからも、わたしのホームサウナは、賑やかでぬるいテルメのサウナです。