山形市内でペットと過ごせる、一棟貸しの古民家宿 「PF GUEST HOUSE」
山形市三日町にある「PF GUEST HOUSE」を紹介します。
その名にある「PF」とは「Pet Friendly」の意。つまりここは、ペットとともに過ごす旅の時間を、誰にも気兼ねなく存分に楽しめる、という一軒家の宿。愛犬や愛猫と旅する人たちにとってスペシャルな宿泊場所となりそうです。

昨年『National Geographic』が発表した「Best of the World 2026・ 2026年に訪れるべき世界の25の旅行先」のひとつに選ばれたこともあり、山形はいま、世界からも少しずつ注目されはじめている地域です。人混みがなく、古くからの伝統と非日常的な自然体験を楽しめる魅力のあるエリアでありながら、日本に観光に訪れる外国人旅行者のうち山形にまで足をのばすのはごくわずかにすぎない、知られざる秘地ということらしいです。
さて、そんな山形を旅する人にとって、泊まる場所の選択肢も少しずつ広がっています。airbnbなどのサイトを見渡してみると、山形市内にもホテルや旅館とはまた違う、さまざまなタイプの小さな宿が登場しつつある兆しを感じます。「PF GUEST HOUSE」もそんな宿のひとつです。

山形駅から徒歩20分ほどの三日町エリアは、駅前はもちろん十日町や七日町といった繁華街へのアクセスもよくとても便利。それでいて静かな住宅街でもあり、ゆったりと安心した時間を過ごすことができます。大通りから逸れた裏通りの、さらに細い道。そこからさらにもっと細い小径を進んだ先にひっそりと佇むのがこの「PF GUEST HOUSE」。築70年の古い家屋です。

一棟貸しとなっており、最大6名までの宿泊が可能。そして、猫や犬などペットの同伴ができ、さらにはケージフリーとなっていて室内を自由に動き回ることまでもOKとなっています。ペットと共に宿泊できる選択肢はけっして多いとは言えない山形市内では、とても稀有なタイプ。気兼ねなくプライベートな時間を楽しみたい旅行者におすすめです。

築70年というだけあってレトロに感じられる空間。もともとここで使われてきた家具や置物がきれいになって再配置されており、この家に積み重なってきた時間を自然に語っているかのようです。どこか懐かしい昭和の雰囲気も漂います。
水回りやキッチンは改装されており快適に使用できます。シャワーはありますが、湯船はなし。ゆったりとお湯に浸かるなら近隣のスーパー銭湯テルメや八百坊さらには蔵王温泉などへと足をのばすのもよいでしょう。
徒歩5分ほどの距離に、コンビニとスーパーがあるのも便利です。



オーナーである大山憲一さんは、長く建築業界で働いた経験を活かして空き家再生を通じたまちづくりに取り組んでいるひと。この「PF GUEST HOUSE」も、みずからの手で空き家物件を甦らせてオープンさせました。
「もはやなんの価値もないと思われがちなものを資産に変えていきたい、というのがわたしの想いです。こうした取り組みを事業として成り立たせることによって、もっともっとたくさんの空き物件や家財をレスキューしていきたいと思っています」と語ります。



Information
PF GUEST HOUSE
Text:那須ミノル
Photo:渡辺然(Strobelight)
















