(じぶんの)まちを育てる。|雑居ビル編
こんにちは、初めまして。おおきな木のように自然と心地よい(じぶんの)まちを育てている、千宝(CHIHO)といいます。平日は、会社員として勤務しながら、週末に(じぶんの)まちを育てる活動をしています。このたび、real local大阪に携わることとなりました!(じぶんの)まちってこんな感じ!を中心に、さまざまな思いを発信していきたいと思います。どうぞ、よろしくおねがいします。

わたしは2023年に「(じぶんの)まちをつくりたい」と思い立ち、Instagramでの発信を開始。
「居場所を作りたい」「拠点を持ちたい」そんな願望を「(じぶんの)まち」と表現し、日々わたしがつくりたいまちの風景や雰囲気を伝えていました。
“どこかのまちのためじゃない、あくまでじぶんのためのまち。自分が心地よくて、そしてその心地よさがどこかの誰かに馴染めばいいなと思っている。”(2023年9月9日 @iso_puu_ 投稿文より)
こんなわたしの思い描く風景に賛同してくれる人や、こんなところ参考になると思うよ!とアドバイスをくれる人、拠点が出来たら遊びに行きます!とDMをくれる人。
Instagramではたくさんの人たちに出会いました。
発信をしていくことで少しずつ「まち」を具体的に考えることができるようになっていたころ、拠点となる場所の外観なども考えてみることにしました。
「拠点=建物」と考えた私は、どんな建物が拠点としてふさわしいのか、考えてみることにしました。古民家や長屋、新築のマンション、戸建て、ビル、、、この世界にはいろんな建物があるな〜というか、わたし建物好きだったな〜なんてことも同時に思い出しながら、わたしにふさわしい拠点は「雑居ビル」だな〜と気が付きました。

「雑居」とは、さまざまなものが1カ所にあつまっていることを指すそうで、わたしの思う(じぶんの)まちにぴったりではないか!とうれしくなったものです。
ほかにも、
・たくさんの光を取り込んでくれそうな大きな窓
・きれいな色の外壁タイル
・のんびりと過ごすことのできる屋上
など、わたしの中の雑居ビルのイメージが、拠点としてマッチしていく感覚がありました。なので、「雑居ビルください」という発信をすることにしました!
急に突拍子もないことかもしれませんが、突拍子もなく「面白そう」。ただそれだけでそんな言葉を発することにしました。この言葉を言うようになってから、「雑居ビルください」という文字とともに理想の雑居ビルの絵を活版印刷した名刺を作成し、各方面に配ったものです。

徐々に、雑居ビルの子だという認知も広がり、どんどんと面白がってもらえました。Instagramでも素敵な雑居ビルを見つけたら写真を撮り投稿していました。noteにも今月の雑居ビルと題して、毎月出会った雑居ビルの紹介をしたり、絵を描いてみたり…。

ただ、雑居ビルは一向にもらえません。そりゃそうです。危なすぎます。
そして、わたしは、一度立ち止まり、改めて考えることにしました。何のために雑居ビルがほしかったのか、ただ建物がほしい人なのか?
いやいや、自分が心地よく、のんびりと過ごすためのまちの拠点として、場所があればいいなとおもい、それが「雑居ビル」なんじゃないか。夢を叶えるために必要な雑居ビルだけど、いまは雑居ビルと言い続ける時ではない。
そう気づき一旦「雑居ビルください」活動は休止することとなりました。
じぶんのやりたいことはこれだ!と突き進むことに決めたわたしですが、まだまだ自分のやりたいことと、やれること、どうやったら相手に伝わるのか考え続ける毎日です。
次回は、そんなわたしが「おおきな木」について考えるようになったお話をしたいと思います。
備考 | 2025年6月15日(日)マルシェ-おおきな木の下で- を開催予定! 詳細はInstagramをご確認ください マルシェ-おおきな木の下で- ■DAY 2025年6月15日(日) ■OPEN 11:00 - 17:00 ■PlACE β本町橋 ■入場料 300円(特典付き!) |
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