real local 鹿児島湯上がりに一息つける、温泉街の小さな公園 - reallocal|移住やローカルまちづくりに興味がある人のためのサイト【地域情報】

湯上がりに一息つける、温泉街の小さな公園

温泉街

2020.11.30

100の温泉地があり、温泉の源泉数は2,700カ所以上で全国第2位である温泉王国・鹿児島。

全国的に有名な温泉地である指宿・霧島エリアだけではなく、小さな町でも温泉マークの付いた看板を数多く目にする。朝風呂文化が根付いており、1日を通して地域の人々が集うコミュニティの場にもなっている。温泉を利用する目的も癒しや療養、レジャー・観光と実にさまざま。どこにいてもその日の気分に合わせた楽しみ方ができ、これぞ鹿児島の温泉の魅力。

そんな温泉王国・鹿児島の薩摩半島中央部にある日置エリアに、寛永17年(1640年)江戸時代から栄える温泉街がある。

それは『湯之元温泉』。

江戸時代は薩摩藩の御前湯であり、昔ながらの湯治場の雰囲気を今も醸し出している。

湯上がりに一息つける、温泉街の小さな公園

 この湯之元温泉エリアに、20201129日にOPENした小さな公園。

今回ご紹介するのは、温泉街の小さな公園『ハマオカポケットパーク』である。

湯上がりに一息つける、温泉街の小さな公園

 『通称 ハマポケ』の地主である小平勘太さんは、子供のころ、週末は祖父母の家である衣料品店ハマオカに預けられることが多く、スーパーミカドに行って普段買ってもらえない駄菓子を食べたり、梅月堂の青のりの湯之元せんべいが好きだったり、祖父が釣った魚を食べながら囲む食卓が楽しみでした。(参照:ハマオカポケットパーク webサイト)と、思い出の地に、人が集う場をつくることで地域を盛り上げ、みんなで公園をつくり上げていくことで人と人の交流を通じて、再びまちの新陳代謝が始まるきっかけになれば、という想いで始めたそう。

湯上がりに一息つける、温泉街の小さな公園

ワークショップイベントとして、公園の芝生を子どもから大人までみんなで貼ったり、テントを立ててバーベキューをしたりと、地元の方でも外部の方でも参加できるワークショップやイベントの企画も今後進めているそう。

 

公園は事前申請をすれば、利用料無料にて利用できるとのこと。

昔ながらの湯治場である湯之元温泉を楽しんだ後は、ハマポケで一息ついて、ゆっくりとした時の流れを楽しんでみてはいかが。

湯上がりに一息つける、温泉街の小さな公園

 

屋号

ハマオカポケットパーク

URL

https://hamaokapark.com

住所

鹿児島県日置市東市来町湯田2204

湯上がりに一息つける、温泉街の小さな公園