ダルマ自転車がゆく! 第4回 @城南橋公園

青くて広い大空の下だけが公園ではありません。雨や雪の日にも外でダルマ自転車に乗りたい!そう考える方もきっといるはず。少なくともわたしはそう。というわけで今回は、雨天決行型の人におすすめの公園を訪れました。
ここは、山形駅と霞城公園の間にある城南橋公園。その名の通り、城南橋の下のスペースを上手に活用して造られている公園です。



橋の下、あるいは高架下なんて聞くと、良くない人たちが良くないモノの受け渡しをする場所というようなイメージも浮かべる方もいるかもしれません。少なくともわたしはそう。今回の公園は高架下だと聞いてきたので、勇んでダブルのスーツにサングラス、そしてフェルトの帽子でやってきたのでありました。

けれど、ここ城南橋公園は適度な日も差し込んでくれるし、橋の下から表に広がりをみせる設計のおかげもあって、明るく健康的な空間なのです。遊具もあります。足つぼを刺激するデコボコ石コースも揃っています。靴を脱いで足つぼコースを1周歩いてみれば、不健全さも不健康さも一気に吹っ飛んでしまうのです。つまり、明るい高架下の公園なのです。




足つぼマッサージのおかげで身体の準備もできました。さあ、1ヶ月ぶりにまたダルマ自転車にまたがりましょう。
自転車乗りとしていつも気にしているのは、心地よく走れる路面かどうかということ。城南橋の下はテニスのハードコートのようで、乗り心地が最高です。もちろん、雨も雪の心配もありません。あまりに走りやすくて、遊具のすき間も駆け抜けてしまうほどでした。



つづいて、橋の下のスペースから外へ出ます。こちらも遊歩道が整備されていて、ダルマ自転車を存分に満喫できます。山形駅のそばの公園ということもあって、近くを通る人も多く、ダルマ自転車に興味を持った方が話しかけてくれたりもします。そんな交流が生まれる公園×ダルマ自転車という組み合わせが、なんだかわたしはとても好きです。



ダルマ自転車から降りて休憩しようと思ったそのとき、事件は起きました。
怪しい人が近づいてきたのです。高架下が舞台のドラマのような光景。この謎の男、わたしに何かを手渡したいようです。何だろう?あっ!これはっ!


こけしです!しかも、たいき君が描かれている!

やはり、橋の下は受け渡しにピッタリなんだなあ。そう思いながら城南橋公園を後にしました。
それではまた、次の公園で逢いましょう!
=== Park Information ===
山形市〈 城南橋公園 〉

仙山線や山形新幹線が走る線路と立体交差する城南陸橋の下にある。「屋内・屋外ハイブリッド型公園」といったところだろうか。霞城公園南門からおよそ徒歩5分、そして山形駅西口からもやっぱり徒歩5分ほどの距離に位置している。駐車場もなく道も細くどん詰まり感もあるので車でのアクセスはあまり良いとは言えず、どちらかというと自転車や歩いてのほうが辿り着きやすい模様。高架下を利用している空間というのはそもそも山形市ではおそらく珍しく、その薄暗さやコンクリートの質感ゆえなのか、一種独特の空気感が漂っているようにも感じられた。雪や雨の日には高校生や小中学生などがキャッチボールや縄跳びの練習などをしている姿も見られるようである。(那須ミノル)
写真:佐藤鈴華(STROBELIGHT)














