渓流が寄り沿う南麓の森
八ヶ岳南麓とはいえ森だらけというわけでもありません。冷涼な高原地域ということもあって昭和の後半あたりから避暑を目的に多くの別荘地が森を切り開き、多くの店舗が立ち並ぶようになり今に至ります。
そんな中で「理想的な森」に出会う難易度も上がってきているわけですが、丁寧に時間をかけて探索を続けているとこんな巡り合いもあるのです、しかも水辺がある森。


別荘が点在する樹林帯の間を抜ける林道沿いに現れる敷地。アプローチは控えめに絞られ、その先で扇状に広がる森が待ち受けています。針葉樹と広葉樹が混ざる自然林を歩み進めると、やがて川のせせらぎが聞こえ、進むにつれ音は次第に大きくなり、渓流(甲川)に至ります。


敷地北側からは渓流を眼下に、南側に進むに連れて高低差が緩やかになっていきます。川の対岸は自然な樹林の斜面、窓越しに渓流を望み、対岸の景観を取り込む、そんな配置計画も描けそうです。

広大な敷地(2825坪 9339平米)と渓流の関係は、まず丁寧なランドスケープ計画から始めたい。必要最低限の樹木を間引き、小道を巡らせ、建築自体を風景の一部とする。いまの森は荒々しさが残りますが、立ち止まり渓流と森を五感で味わえば、この地が持つ「素材」としての潜在力を感じられるはずです。


用途は多様です。広さと自然を活かして複数棟が点在する宿や研究開発拠点に。あるいは隠れ家的な住宅や別荘、事業と暮らしを兼ねる併用住宅にも適しています。
しかも渓流沿いの静けさとは裏腹に、メインの県道まで直線距離でわずか1km。カフェやパン屋さんなど多彩な店舗が集まり、駅やICへも近い。日常と非日常、その距離感が意外なほど近い立地です。
森と渓流が寄り添う八ヶ岳南麓の希少な風景の中で、あなた自身のランドスケープと建築を構想してみてください。
所在地 | contact@teilyujo.jp |
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価格 | 5,367万円 |
土地面積 | 9339㎡ |
交通 | JR小海線「甲斐大泉駅」より 徒歩 36分 |
都市計画 | 都市計画区域外 |
土地権利 | 所有権 |
用途地域 | 指定なし |
建ぺい率/容積率 | 40%/100% |
取引様態 | 媒介 |
設備 | 井戸掘削要(要許可)、合併浄化槽要 |
備考 | まちづくり条例による建築制限、景観法・森林法・砂防法・河川法(川から建築物などの離角距離)・宅地造成及び特定盛土規制法・水源条例指定地域・がけ条例(高さ3m以上且つ勾配30度超の場合)などの法令上の制限があります。また、1,000㎡(北杜市)、3,000㎡(山梨県)を超える宅地開発事業は設計確認を要します。敷地内は場所によって洪水・想定浸水深さ 0m〜10mの区域に指定されています。 ※ご内見時には立ち会いが必要です。事前にご予約の上、長靴等森歩きが可能な装いをご準備願います。 |
山梨県北杜市大泉町西井出