【名古屋市北区】おぐらっこトーストでラッコの未来を考えよう
お腹に貝を載せて、石で叩き割る愛らしいラッコの姿を誰しも一度は見たことがあるのではないでしょうか。このラッコ現在は、三重県の鳥羽水族館でしか見ることができません。その理由には様々あるのですが、一つは野生種が絶滅に瀕していることが挙げられます。こうしたラッコの未来を考えようと、多種多彩な小倉トーストを生み出す「喫茶はじまり」と、野生動物との共生に関する発信を行う RACCOLABOがコラボレーション。「おぐらっこトースト」を9/21(日)~9/28(日)期間限定提供します。

※毎年9月の最終週は、Sea Otter Awareness Week(ラッコ啓発週間)とされ、アメリカを中心にラッコ(Sea Otter)の現状や保全に関する啓発活動が盛んに行われる期間です。
『ラッコって絶滅危惧種なんですよ』RACCOLABO代表の小林さんからそう聞いた時、耳を疑いました。水族館でラッコは当たり前に見ていた記憶がありました。どこに行ってもいるし、特に珍しい動物として意識してはいなかったのですが、現在日本では鳥羽水族館でしか見れないそうです。
野生のラッコは主に北米(アメリカ・カナダ)と北海道の東岸周辺で生息しているのですが、毛皮目的の乱獲などにより個体数が減少。その結果、ラッコは2020年にはIUCNによってレッドリストに登録され、絶滅の危機に瀕していると評価されています。
こうした背景から、海外からの輸入禁止となり、日本で飼育できる水族館は限られることになったそうです。
また、ラッコはデリケートで神経質な動物であり、繁殖が難しいことも影響しています。
北海道東部で暮らす野生のラッコ(チシマラッコ)は、たびたびメディアで取り上げられるようになりました。人のすぐそばで子を産み育てるラッコも。絶滅危惧種であるラッコの生息、繁殖は喜ばしいことです。ただし、ラッコ目当てに道東へ足を運ぶ人が増えることによる、観察マナーの徹底などの課題も浮上しています。
愛らしい姿で良く知られている動物でありながら、こうした現状はまだまだ知られていません。
ラッコの生態も含めて、もっと知って欲しいと、RACCOLABOの代表小林優太さんと喫茶はじまりの代表高野仁美さんがコラボレーション。
3種類のラッコトースト提供を始め、ラッコに関するイベントが喫茶はじまりで、9/21(日)~9/28(日)期間限定で開催されます。
美味しいトーストを食べながら、ラッコに想いを馳せてみませんか?


『おぐらっこトーストのひみつ』、オリジナルステッカー、スタンプカード付。