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大阪最大級の蚤の市『四天王寺骨董市』で掘り出し物を探してきた!

イベント地域情報
2025.12.26

『蚤の市』。なんて心躍る響きでしょうか。大阪市で、なんと江戸時代から続いているという関西最大級の蚤の市、『四天王寺骨董市』をレポートします!

大阪最大級の蚤の市『四天王寺骨董市』で掘り出し物を探してきた!

こんにちは、大阪R不動産スタッフの松下です。

突然ですが皆さん、アンティークは好きですか?

個性的なデザインや、今ではなかなか実現できない手仕事、時間とともに味がでている…など、もの自体の魅力ももちろんですが、作られてから色んな人の手を経て今そこにあることに思いを馳せると、ついつい手に取りたくなってしまいます。

「うんうん!大好き!」と思った人はスケジュールを開いて、ぜひ、次の21日、22日は大阪へ!

大阪最大級の蚤の市『四天王寺骨董市』で掘り出し物を探してきた!ごっちゃごちゃの蚤の市で、お宝を掘り出してみたい!

おしゃれなアンティークのセレクトショップや、地域の人が出店して賑わっているマルシェイベントを訪れるのも楽しいですが、時々こう思ってしまっていたことも否めません。

「うーん、なんかこう、もうちょっと、ゴチャゴチャっとしていてほしい!」

ということで、今回は、大阪市中心部の四天王寺の境内で毎月21日・22日に開催されている、四天王寺骨董市をレポート!前々から噂は聞いていたもののなかなか日程が合わず、実は私も実際に訪れるのは初めて。「どんなものが出されているのかな…」と、ドキドキしながら訪問してきました。

四天王寺とは

大阪の人には馴染みがある、四天王寺は、593年(推古天皇元年)に聖徳太子によって建立されました。日本で最初の仏教寺院の一つとされています。仏教の四天王である、東方持国天、南方増長天、西方広目天、北方多聞天を祀ることから、四天王寺と呼ばれているそう。1400年を超える長い歴史の中で何度も天災や戦火にあってきましたが、何度も再建されてきました。四天王寺にゆかりのある弘法大師(空海)の月命日である21日は「お大師さん」と呼ばれて、仏教関係のイベントが行われ、縁日が行われます。

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中門を守る仁王像

江戸時代から続く、四天王寺骨董市

そんな「お大師さん」の日と、聖徳太子の月命日である22日、「太子忌(たいしき)」に行われるのが四天王寺骨董市。毎回、300500の露店が並ぶ、関西最大級の骨董イベントです。訪れたのは1222日。前日は雨が降っていたので出店も少なめ、と聞いていましたがなんのその。多くのお店が並び、大賑わい。様々な年齢層の人に加えて、インバウンドの観光客もたくさん来ていました。

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門を入った途端、多くのお店と人々で賑わっています。
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お客さんの年齢層も年輩の方から、デートできている様子の若者までさまざま。

気になる出品されているものたち

さて、どんなものが出品されているのか?多すぎて書ききれませんが、その一部を紹介していきます。

まずは王道の骨董品たち。大きい置物から小さなお皿や刀の鍔まで。食器も、古そうなものから比較的最近のキャラクターものまでいろいろあります。

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これぞ!イメージしていた蚤の市の風景!目利きはできませんが見ているだけで楽しい。

値段が書かれていないものも多いので、「これなんぼなん?」「これ何に使うやつなん?」と、自然と店主とのやり取りが生まれるのも楽しいところ。

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日本の古物にはインバウンドの観光客が足を止めて店主とカタコトの英語でやり取りしていました。

誰が集めてきたのか?日本人形や招き猫、観光地で売っていそうなこけしやキューピーちゃん。人形は骨董市でも割とメジャーな出品物のようです。

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どこから来たんや、と考えてしまうと、ついつい一個連れて帰りたくなって危険。

観光客の注目を浴びていたひょっとこ。

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確かに気になる。どこかの国へ連れて帰ってもらってほしい!

他に、絵画や巻物、短歌が書かれた色紙なども。無造作に置かれている中から、探し出すのが楽しい!撮影し忘れましたが、着物も1着2千円くらいから、たくさん出品されていました。

日本のものだけでなく、ヨーロッパのアンティークのものもちらほら。

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無造作に置かれているようで心惹かれてしまう天才的なディスプレイ

1970年代のものを中心に集めているというおっちゃんのお店。当時、小学館の雑誌で通販されていたというバッジ。

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ウルトラマンと怪獣の他にもパンダのキャラクターも。人気度によって値段が違うらしい。

他にも、当時の包装紙や文房具、塗り絵などたくさんの商品が並んでいます。ひとつひとつにエピソードを教えてくれる店主のおっちゃん。

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あかん、エピソード聞くと買ってしまう…!

とにかくなんでも置いてある、なんでも100円均一のお店も。実用品を売っているお店も結構ありました。

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ちょっとオトナなDVDまで(笑)おっちゃん、趣味丸見えやけどいいんかしら?

ギニアから来たというお兄さんたちの、木彫りの置物も売っていました。ここは、値段はなく「お姉さん、なんぼ払う?」というシステム。

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「値段決まってないねん、なんぼ払う?」って、な、難易度高い…!

食べ物の屋台もたくさん出ていました。

大阪最大級の蚤の市『四天王寺骨董市』で掘り出し物を探してきた!
四天王寺名物、たまこん。あったかい湯気に吸い寄せられてしまう〜!

その場で焼いてくれる、かたやき。

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量が選べてお土産にもピッタリ!

ついつい買ってしまった、戦利品たち

最後は、現地を2時間ほどウロウロして出会って買ってしまった者たちのご紹介。12月ということもあり絶賛断捨離中なので、「仕事用カバンに無理なく入るものだけ。」と言い聞かせながら、それでもこれだけ買ってしまいました!

大阪最大級の蚤の市『四天王寺骨董市』で掘り出し物を探してきた!

  • 古いお皿(500円):よくわからないけど、だーいぶ古いそう(笑)。色味が素敵!
  • 九谷焼(?)の楊枝入れ(800円):仕事中の飴ちゃん入れに。
  • ギニアのカバの置物(1500円):なんぼ払うんシステムにまんまとはまり、何かを買わないと帰れない事態に!かわいいからいいんですけどね。
  • 木彫りの熊(2300円):一度は値段を聞いてあきらめたものの、ウロウロしているうちに3回も目があってしまったので運命ということで…。
  • 1970年代のウルトラマンの怪獣バッチ(900円):名前を聞いたのに忘れてしまった!
  • 1970年代のカラフルな分度器(3枚で100円):「昔はカラーを持ってる子が憧れの的でなぁ」というおじちゃんのエピソードにつられて。何に使うねん!
  • ヨーロッパのタイルの欠片(300円):「どんな建物で使われていたんかな。」と、考えてしまったらいつの間にか買っていた…
  • かたやき(大袋1000円)…事務所のお土産に。ホンマに固くて、この日は仕事中あちこちで「ボリッボリッ」という音が響いていました(笑)。

まとめ

初めての四天王寺骨董市。感想は、「めちゃくちゃ楽しかった!」です。これは完全にハマってしまうイベントでした。

掘り出し物を探すのも良し、実用品を買いに行くのも良し、境内の建物を楽しみながら、グルメを巡るも良し。人によって、いろんな楽しみ方ができる四天王寺骨董市。
ぜひ、訪れてみてください!

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開催日時:毎月2122 8:30頃~16:00
開催場所:大阪市天王寺区四天王寺11118四天王寺境内一円
アクセス:大阪市営地下鉄各線「天王寺駅」から北へ徒歩12

     地下鉄谷町線「四天王寺前駅」から徒歩5
四天王寺ホームページ http://www.shitennoji.or.jp/

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四天王寺周辺は、現代的な中にも歴史が垣間見える魅力的な街です。暮らす・働く場所としてもぜひ!

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