【北摂】大阪R不動産スタッフの家探し

家・物件探し

2025.12.13

北摂は大阪市内へのアクセス性と緑豊かな住環境を兼ね備えた、ザ・住みやすいエリアです。

こんにちは。
大阪R不動産スタッフの花野です。
普段はR不動産業務とともに、大阪R不動産の運営会社である株式会社アートアンドクラフトにて、物件探しからリノベーションまでお手伝いしております。

ぼく自身も、結婚を機に中古マンションを買ってリノベーションをしたいと思い、物件探しをスタートしました。が、不動産屋とは思えないくらいに難航しており…
物件探しの悔しいエピソードは、発信して昇華してしまおう！と思ったので、記事にすることにしました。（記事を書いている段階ではまだ買えていません…）

物件探しにあたり、初めに決めたのは「どこに住みたいか」です。今後の子育てを見据えて妻の実家に近い北大阪急行か阪急千里線で探すことにしました。北摂は並木道や竹林、公園などが多く、緑の豊かさを感じられる落ち着いたエリアでありながらも、大阪市内までのアクセスにも優れています。（乗り換えなし20〜30分ほど）。今は大阪市北区に住んでいるのですが、僕自身も、もっと自然豊かなエリアで暮らしたいと感じており、職場へのアクセスも考慮すると、北摂がちょうど良い塩梅と思いました（本当は能勢くらいの田舎で住みたいですがちょっと遠いので…）。
北大阪急行は御堂筋線直通のため、大阪市内へのアクセスが便利。一方、阪急千里線は、駅周辺が落ち着いた環境で、北大阪急行よりも混雑していない印象です。２人の勤務地やライフスタイルを鑑み、優先度は阪急千里線沿線を高くして探し始めました。

部屋の広さは65㎡以上、予算は物件購入（3,000万）＋リノベの工事費（1,500万）でトータル4500万を上限で設定。古いマンションを購入するうえで最初に悩んだのが築年数です。新耐震基準の物件にするか否かが大きなポイントでした。そんな時、ふと東日本大震災における旧耐震マンションの被害を調べたところ、倒壊した件数は0件、「新耐震と旧耐震で傾向の差は見られない」という報告を知り、それなら旧耐震でも良いという判断になりました。
ちなみに、震災で「中破」と判断されたマンションは新耐震が旧耐震の4倍ほどの件数だったそうなのですが、被害には地盤の強さが影響していると考えられているそうです。その点、北摂は元々竹林だったエリアも多く、地盤がしっかりしていることも安心できます。
旧耐震マンションの内覧にて見るべきポイントはこちらをぜひご参考ください。

さらに眺望の良さ（夫）、駅徒歩10分圏内（妻）が譲れない条件。勘の良い方はお察しかもしれませんが、駅から近くて眺望の良い物件がまあないのです。これも難航している要因です（笑）

上記の条件を踏まえて、まず4物件をピックアップして見に行きました。
その中で最もときめいたのが「豊中ロイヤルマンション」。アーチ状のバルコニー手すりがかわいい外観が印象的で、緑地公園駅から徒歩3分と好立地。眺望も抜けていて、さらには60㎡もの広さがあるルーフバルコニー付きです。優先度を高くしていた阪急沿線ではないもののかなりの好印象でした。初回の内覧ではあったものの、一晩2人で考えた末に、購入する決心をしました。

豊中ロイヤルマンション。妄想の膨らむ60㎡のルーフバルコニー。

社内で同物件の購入を検討しているスタッフがいることを耳にしていたこともあり、先を越されまいと翌日には銀行に事前審査を提出しました。募集開始から早々の内見だったこともあり、これだけ早かったら大丈夫だろうと安心していたのですが…それでも一足遅く、スピード勝負で敗れてしまう結果に…
まさかの社内競合で購入至らずという結果になってしまいました。

とはいえ、うじうじしてもいられないので気を取り直して、新着物件をチェックするものの、駅から近いが眺望がイマイチだったり、駅から遠いが眺望抜群の物件だったり、2人の条件に合う良い物件が見当たらずでした。

探し始めてから半年近く経過していた時に、ついに！ときめく物件に出会いました。それが「北千里アーバンライフ」。
マンションの目の前には湖が広がり、隣地には竹林の風景。売りに出ていたのは角部屋でその２つの眺望を楽しめる物件でした。駅からもちょうど10分くらい。就寝前のタイミングで物件検索をしていたところ、かなり魅力的な物件を見つけてしまい、興奮で寝付けませんでした…！

北千里アーバンライフ。圧巻のレイクビューです。

それから妻と内見の日程を調整して週末に見に行くことになりました。が、その内見の前日に購入の申込みが入ったという連絡が…広告から1週間足らずだったもののまたしても買い負けてしまいました。ときめいた物件が出たら次からは有給をとってでも予定を合わせて内見に行こうと思いました‥（涙）
でもその日の夜に、良いことを予感させるような出来事が。家の観葉植物の鉢に見たことがない怪しげなキノコが生えていたんです。Googleレンズで調べてみたところ、めったに生えることがなく、「幸せのキノコ」と呼ばれているキノコとのこと。この物件を買わなくて良かったと暗に示しているのだと思うことにしました。