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【名古屋】様々なクリエイターが集う「長者町コットンビル」始まる!

名古屋・長者町エリアのカルチャー拠点

2020.09.24

あいちトリエンナーレの文化を紡ぐ伏見、錦二丁目の長者町エリア。アーティストやクリエイターらが集い、エキシビション、ライブ、ワークショップ、スクール、マーケットなど新しいカルチャー拠点を目指して「長者町コットンビル」が動き出します!

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長者町コットンビルの前にて。建築家の間宮晨一千(中央)と長者町家守舎の長岡英之さん(中央から左隣り)、愛知淑徳大学間宮ゼミの学生、地元のクリエイターである武村彩加さん(右端)と一緒に

(以下、敬称略)

――お二人が出会ったきっかけは何ですか?

長岡:星が丘で空きビル再生のプロジェクトがあって、そのつながりで声をかけてもらいました。

間宮:僕が学生の頃から尊敬している東京R不動産のディレクターであり東北芸術工科大学教授でもある馬場正尊さんが書いた『エリアリノベーション』という本では、新たにエリアの魅力を創造し、実現するために必要なキャラクター(不動産キャラ、建築キャラ、グラフィックキャラ、メディアキャラ)を定義していています。この役割の人達が揃うことで本当に街が変化していくのかも知りたくて不動産キャラとして長岡さんに手伝ってもらっている状態です。その後も長岡さんをはじめ、職種は違っても想いに賛同してくれたメンバーが集まり、長者町コットンビルを拠点にエリアを創造し、発信していくことに決めました。

――なぜ名古屋、錦二丁目にある長者町エリアを拠点にしようと思ったのですか。

間宮:昨年、「あいちトリエンナーレ2019」に合わせて、このビルで開催されたアートやデザインの視点から都市農業を遊び、考える展覧会「ART FARMing(アート・ファーミング)」を訪れる機会があったのですが、その展示を運営されていたアーティストの武藤勇さんから‘この期間が終わった後の、このビルの新しい使い方を一緒に考えてもらえないか’という相談をもらったのが最初ですね。
また過去3回、あいちトリエンナーレの主要会場となった長者町とは言え、文化やアートの香りがそれほど残っていないというか、普通にオフィス街でカルチャーを感じる面白さがないなと感じていました。ですから、この場所の相談をもらったとき何か挑戦できたら、と思いましたね。

長岡:伏見は、立地はいいのに隙間や余白があるというか。盛り上がっている名古屋駅周辺や栄とは少し違って、その狭間地帯は文化を作り出すのにはまたとない場所だなと思っています。

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「ART FARMing」のカタログ、いつか錦二丁目にある長者町エリアがアートや都市農業で溢れる空間をイメージしている。メインビジュアルデザインは武村彩加さんによるもの。

――コットンビルではどのような活動をしていますか。

間宮:まず何かイベントや活動をする前に、ビルの内装を綺麗にする必要がありました。なので僕や長岡さん、協賛してくれたニッカホームの川本さん、もちろん愛知淑徳大学の間宮ゼミの学生達にも手伝ってもらいビルの塗装などDIYしました。その後は、このビルの1階をオープンゼミとして開講して社会人の方々にも来てもらっています。

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間宮さん、長岡さん、ニッカホームの川本さん、愛知淑徳大学の間宮ゼミの学生達によってDIYをしている様子。

――コットンビルでは今後、どのようなイベントや企画を行う予定ですか。

間宮:一番近い予定では9月26日に開催する「PechaKuchaNight(ぺちゃくちゃナイト)」ですね。20枚のスライドが1枚20秒ずつで切り替わる400秒の中で自分の活動のプレゼンテーションをするイベントで、今では世界1,200以上の都市で開催されています。僕とゼミ生もプレゼンテーターとして参加する予定です。

街を面白い場所に変えるためには、若い人が遊べる余白のような空間で尚且つ、それが1階部分で展開されている必要があるんじゃないかと思っていて。誰かがそういう動きを始めないと街の賑わいを創出できないんじゃないかと考えています。

そう、建物の1階を開放し、そこから継続的な企画やイベントが自然と生まれ、私たちも運営をご一緒していく、そんな流れになることが理想ですね!

長岡:DIYしながらこの場所を面白くしていきたいということについて、大家さんの共感を得られたことも大きかったです。

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長者町コットンビルの1階で開催される「PechaKuchaNight」のDM
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高さ4m、広さ100㎡の1階の空間を「グラウンド(現在進行形で整備中)」と名付けて開放したことで、様々な企画やイベントが実験的に開催されている。

――今後の展望を教えてください。

間宮:エリアリノベーションを実践していく上での役割を分けていることは大事なことです。かっこいいこともやりたいけど、一方で継続もしていかないといけないわけで当然、お金の面も絡んできます。このビルを回していくためのスキームで言えば、1階を面白いことに開放していくためには2〜6階で運営していけるようなモデルで作っておかなければいけない。

長岡:普通の不動産業界の常識から言えば、1階を貸さないなんてあり得ないんですよ(笑)。むしろ1階を貸して2階以上が空いてるケースが大半ですね。1階をあえて貸さずに、なんとか上を回して、1階でお金を取らなくてもいいモデルが作れたら、逆転の発想で面白い事例になるんじゃないかなと思っています。

間宮:そういった一つの経済モデルがあって、かつアート、デザインといった文化が掛け算された場所がつくれたら。何が創造でき、新しい価値が生まれるのか、エリアに対してダイナミックな変化を起こせるのかを実験していきたいですね。

長岡:僕の周りは経営者や起業家層が多いのですが、そういう人たちとアーティストとかクリエイティブ層が融合していくともっと面白いことになるのかなと。その接点を作り出せる場になれば、新たな化学変化が起きるんじゃないかと思っています。

間宮:ここを継続的に魅力ある場所にするためには、一緒にコンテンツを考えてくれる仲間が必要になってきます。ずっと同じ人がプログラムを組み続けるのは大変なことですから。人が来るきっかけも作っておきたいと考えています。

長岡:場を作って動かす人がいても、そこで活躍してくれる人がいないと何も始まらないですからね。

間宮:まずは、みんながアイデアを持ち寄って楽しく遊べる場に出来れば!

 

(文責:愛知淑徳大学創造表現学部創造表現学科 建築・インテリアデザイン専攻 間宮ゼミ3年 林玲那、森結萌 ライター:間宮研究室)

屋号

長者町コットンビル

URL

HP:http://www.cotton-bldg.com/
Facebook:@cotton.building

住所

〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2丁目11-24 コットンビル

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