(じぶんの)まちを育てる。|おおきな木は「まち」になるのだろうか?
こんにちは、おおきな木のように自然と心地よい(じぶんの)まちを育てている、千宝(CHIHO)といいます。(じぶんの)まちってこんな感じ!を中心に、さまざまな思いを発信しています。前回は、「(じぶんの)まちをつくりたい」と思い立ったわたしの活動初期についてお話ししました。今回は、わたしがコンセプトに掲げている「おおきな木」についてお話ししたいと思います。
わたしは昔から木が好きで、木とともに在りたいと思っていました。
そんなことを思っていたわたしは、Instagramで発信すると決めてアカウントを作った際にもアカウント名を、「おおきな木」にしようと決めました。「@ookinaki」でもよかったのですが、ちょっとカッコつけたくなって、いろんな国の言語で「木」を検索したり、その国で「木」がどういった存在なのかを調べたりしました。
いろいろと調べた結果、その時期ちょうどフィンランドのブランドである「iittala」に興味があったことや、木に対する考え方が素敵だったことから、フィンランド語で「おおきな木」を意味する「iso puu」を名づけることにしました。
「おおきな木」が好きだから、という理由でつけたアカウント名でしたが、(じぶんの)まちを育てるための活動の中で「雑居ビルください」を一時休止することを決めたわたしは、改めて「おおきな木」について考え直すことにしました。

“おおきな木は、ずっとそこに居るな〜”。まず感じたことです。
みんなの目印になり、大きく広げた枝葉のおかげで、ひと休みできる。ひと休みし続けても、そこから出発してもいい。
それぞれが好きに心地よく過ごすことを、おおきな木も、その周りも、なんとも思わない。だって、それぞれのすごし方だもん。って。
「おおきな木」はそんな存在なのだと、わたしなりに考えました。
(じぶんの)まちも、このおおきな木のように自然体で心地よい気持ちになれる場にしたい。そしてまずは、わたしが自然体で暮らせるようになり、そんな姿を見せたいんだ。次に、他の誰かにとっても心地よく感じてもらい、共にまちを育てる。そんなことをしたいんだ!としっくりきました。
そんなことがわかった今、私の思う(じぶんの)まちを体感してもらおうと、
3ヶ月に1回「マルシェおおきな木の下で」を開催しています。

このマルシェでは、主催者であるわたしの好きなもの・気になるもの、そして好きが溢れてしまっている出店者さんたちによって構成されています。好きが溢れている=自然体でいることができている証だと、わたしは考えています。

そんな、みなさんを見たら、来場者さんの心に響くものがあるかもしれない。このまちに来たら、何かが起きるかもしれない。そんな風に思ってもらえたら、と思っています。
まちを育てはじめて、1年と少し。マルシェを開催して3回目。芽が出始めて、すくすくと成長中です。
次回は、その芽をどうやって育てていっているか。そして、どんなおおきな木にしていくか。そんなことをお話しできたらな、と思っています。