【玉造】見て触れて壁を楽しむ、元町工場のショールーム|Add Wall Tamatsukuri
「塗装会社」と聞いて、どんな仕事を思い浮かべますか?建物をきれいに塗り替える職人さん--。そんなイメージを持つ人も多いかもしれません。
玉造にある元町工場のガレージをリノベーションした「Tintoys」。その一角に拠点を構える「Add Wall Tamatsukuri」には、壁の素材や塗料が並び、色だけではなく、手触りや光によって変わる表情まで体感できるショールームがあります。
素材に触れ、その違いを知ると、いつもの壁の見え方まで少し変わる。ここではそんな体験が待っていました。

元町工場のガレージから生まれたクリエイティブの拠点
玉造にある「Tintoys」は、元町工場のガレージをリノベーションして生まれた場所。食やインテリア・建築など、さまざまな人たちが集まり、活動を発信する拠点です。常設テナントの他にも共有のコミュニティスペースがあり、ワークショップやイベントも開催されています。
ガレージならではのラフな雰囲気と、町工場時代から大切に残されたレトロカーが佇むクリエイティブガレージ。この場所の面白さは、建物や空間だけではなく、ここに集まる人たちの魅力からもつくり出されています。そんな「Tintoys」に拠点を構えるのが、建築塗装の「Add Wall Tamatsukuri」です。

「普通の塗装屋さん」ではないAdd Wall
Add WallとTintoysの出会いは、まだこの場所が町工場跡のままで、活用されていなかった頃にさかのぼります。
Add Wallが新たな拠点を構えるにあたり「どこか面白い場所はないか」と探していたところ、紹介されたのがTintoysになる前の自動車の町工場跡でした。
古い自動車やバイク、グリースのついた工具など、町工場ならではのものが残る場所を見て、「おもしろい!」と感じたそう。ちょうど賃貸化の計画も進められることになり、Add Wallの新たな拠点もこの場所に決まりました。
きれいに整えられたショールームではなく、かつての町工場の空気が残る場所を選んだことも、Add Wallらしさのひとつなのかもしれません。


Add Wallの世界観をつくる人たち
オーストラリア生まれのPORTER’S PAINTS(ポーターズペイント)の大阪府の正規代理店も務めるAdd Wall。代理店としてスタートするにあたり、目指していたのは塗料を扱うだけではない「『彩りと感動』を軸とした塗装・空間づくり」でした。
そのために代表が考えていたのは、働くスタッフも塗装業界とは少し違う経歴をもつ「ちょっと変わった人」。そこで縁が繋がったのが松下陽祐さんでした。
アパレルのセレクトショップ、カフェのシェフなど、さまざまな仕事を経験した後、塗装の世界へ。現在は営業や技術スタッフとしてユーザーに寄り添う一方、現場責任者として、クライアントが目指すニュアンスを職人に丁寧に伝える役割も担っています。
これまでの仕事で培ってきた「人とつながる力」は、塗装という専門的な仕事の中でも生かされています。


紙のカタログがない、PORTER’S PAINTS
Add Wallが正規代理店を務めるPORTER’S PAINTS(ポーターズペイント)は、あえて紙のカタログをつくっていません。色をつけるだけの塗料とは異なり、“質感”まで生み出せるのがこのペイントの特徴。石灰や大理石の粉末、鉄や銅——。素材を活かし、ペイントすることで独特の陰影や手触りを生み出します。
例えば同じ「白色」でも、素材の違いで光の当たり方や時間帯によって表情がまったく変わるのも魅力のひとつ。写真で見るのと実際に目の前で見るのとでは印象も大きく変わります。
だからPORTER’S PAINTSでは正規代理店になるための条件のひとつとして、実際に素材を見て、触れて、体感できるショールームを設けることが求められています。
紙のカタログや写真だけでは伝えきれない、色や質感、光による表情。その世界観をきちんと知ってもらうために、まずは足を運んでもらうことを大切にしています。



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住まいに愛着を育む素材
Add Wallの松下さんは、日々PORTER’S PAINTSの魅力を伝える中で、こんなことを感じているそうです。
「洋服や食事にはこだわりを持つ人に比べて、住まいにこだわりを持つ人はまだまだ少ないなと感じています。洋服の試着や食べ物の試食はできても、住まいを体験できる場所はなかなか無い。それも理由のひとつかもしれません。
Add Wall Tamatsukuriでは、さまざまな仕上げを実際に見たり触れたりしながら、自分の好きな色や質感を探すことができます。なかには、ショールームでペイントの練習をして、実際に自宅の壁を家族でDIYする人います。
自分たちの目で見て、体験して、ペイントした後も自分たちで育てていけるようなものが住まいの中に1箇所あるだけで、完成後のその場所自体の展開も、全く違うものになるんじゃないかと思っています。
こういう体験ができる場所があることを知ってもらって、触れてもらって、ユーザーさんの心が動くきっかけになれば。そこから住まいへの想いが変わっていくきっかけになってもらえたら嬉しいです。」


まずは“体感”してみてほしい
Add Wall Tamatsukuriでは随時ショールームのご予約を受け付けています。ショールームを訪れた方からも「こんな質感だったんだ!」「この壁、写真で見るよりずっといい」そんな感想が出てくるそうです。
数ある色や質感から自分好みを探してみる。その経験がただの内装材の枠を超えて、住まいに愛着生む要素になるのかもしれません。
家づくりやリノベーションを考えている人はもちろん、建築やインテリアが好きな人にとっても、このショールームは新しい発見がある場所。
「壁ってこんなに面白いんだ!」そんな小さな発見を持ち帰れる場所です。

| 名称 | 「Add Wall Tamatsukuri(アドウォール タマツクリ)」 「Tintoiys(ティントイズ)」 |
|---|---|
| URL | https://www.instagram.com/addwall_tamatsukuri/ https://www.instagram.com/tintoys2023/ ※ワークショップのご案内はこちら▷▷「ワークショップのご案内」 |
| 住所 | 大阪市東成区中道4丁目6−18 Tintoys 内 |















