ダルマ自転車がゆく! 第11回 @篭田中央公園
9月の山形。秋の風が吹いてくるようになりました。夜はもう寒いくらいです。公園を散歩したり、ちょっとベンチでお弁当を広げたり、あるいは、ダルマ自転車に乗ったりするのに絶好の季節。

今回は、山形駅から南へ向かってほんの数キロのところに位置する「篭田中央公園」を訪れます。こうなったのは前回、お薬師さまにおつとめをされている平吹さんからのオススメの公園として「篭田中央公園」を紹介してもらったからなのです。聞くところによると、この公園は「ロケット公園」とも呼ばれているらしく、かつて、ロケット型の遊具が置いてあったそうな。それが老朽化で数年前に撤去されたというお話を聞いたのです。現在はどうなっているのか気になって仕方ないわたしは、ロケット公園こと篭田中央公園に向かったのであります。



山形駅西から南に伸びる道路の一本裏の通りに入ると目に入ってくる篭田中央公園。とても大きくて、気持ちの良い場所です。小高い丘に登れば、蔵王方面もよく見えます。公園の真ん中には円形の広場があり、ダルマ自転車もノビノビと乗り放題。その周りもよく整備されていて、ダルマ自転車がよく転がります。








そして、公園の東の隅にありました!ロケットが!空を目指してそこにそびえ立っています。親切にもその遊具には「ROCKET」と書かれています。わたしのダルマ自転車には”DEKO”という名前がついているのですが、このロケットのおかげで、今日はなんだかそれが”NASA”に見えます。


ロケットを見ると、この遊具はかなり新しくて、最近設置されたもののよう。きっと公園ができた頃から置かれていた初代ロケットは撤去され、これは2代目あるいは3代目と推測します。ロケットの遊具を撤去したのち、まったく違う遊具を新たに置いてもいいはずなのに、またロケットを置くとは、なんと宇宙志向が強い公園なのでしょう!うーん、ロケット縛りがある公園とは珍しい。宇宙を目指す篭田地区の熱い想いを感じました。
その熱い想いを受け止めながら、わたしはロケットに向かいました。写真から伝わるでしょうか?映画「アルマゲドン」で地球を救うために独りロケットに乗り込んで隕石に突撃するあの主人公の情熱と同じようなものが、私の心にもわきあがっているのが。


短めの階段を登ってロケットに乗り込みます。円形の窓から地上のクルーに挨拶をし、いざ!急なカーブのついた滑り台を滑りました。途中、頭をぶつけました。しかし、宇宙船乗組員の必需品たるヘルメットをかぶっていたため、事なきを得ました。


ひとしきりロケットごっことダルマ自転車を楽しんだところで、空にトンボがたくさん飛んでいるのに気がつきました。すっかり秋の空です。トンボの目を回してやってみたりしながら、トンボは空を飛べるんだもんなあ、すごいなあ、なんて思ったりして・・・。思わず空、そして、宇宙のことを考えました。ロケット公園と呼ばれているだけに、なんだか空に近い公園だな、と思ったのでした。


それではまた、次の公園で逢いましょう!
=== Park Information ===

山形市〈 篭田中央公園 〉
面積10,435平方メートル。住宅街のおよそ100メートル四方の一画が、まるまる公園になっている。敷地そのものが広いことに加えて、大きな木々に囲まれ、周りの住宅が視界から遮られていることで、なおさら空間がぽっかりと開けた印象になっている。空も大きい。東を見れば、遠くに千歳山が、その向こうには西蔵王がきれいに見える。じつにゆったりと気持ちの良い公園である。
真ん中には円形の広場があり、その外側には遊具のコーナーや小さな丘などがある。この公園のことを「ロケット公園」と呼ぶ人がいるのは、ここにあるロケット型の遊具に由来するという。そのロケットは近年あたらしいものに取り替えられたようだが、詳しいことはわからない。素敵な愛称である。(那須ミノル)
写真:佐藤鈴華(STROBELIGHT)















