【名古屋市名東区】住むほど味わいがでる家 リノベーションマンション
東山線「一社」駅から徒歩20分、市営バス「猪高車庫」バス停からは徒歩5分。リビングを中心に「使いやすく住むほど味わいがでる家」のコンセプトのもと、自らも設計に関わり、愛情を込めてリノベーションしたマンションの一室です。
人物・環境
ご家族4人での暮らしです。2019年にこの物件を購入し、暮らしに合わせてリノベーションしました。徒歩10分圏内に学校や交番があり子育て・生活に適した立地。読書好きの家主にとって、24時間営業の本屋さん(徒歩4分)は生活に欠かせない存在だったようです。最寄りのバス停は始発・終着地点のため、座って名古屋の中心部までアクセス可能。車での移動も、名二環や名古屋高速へのアクセスがよく便利です。
売却理由
お子さまの成長とともに住まいが手狭に。この環境を気に入っているため、同区内の規模の大きな戸建住宅に住み替えることとなりました。
間取り
大切にしたことはつぎの3つです。
①広さ・意匠ともに「リビング中心」
「みんなが集まれるように」という想いから、住まいづくりはリビングに重きが置かれています。寝室はロフトを活用して必要最低限の広さとする・できるだけ既存利用するなどメリハリをつけています。
②経年変化を楽しめる素材をつかうこと
リビングの内装には「買った時が一番きれいなのではなく、味が出てくる家にしたい」という考えのもと、漆喰の壁や建材をそのまま見せる仕上げなど、経年変化を楽しめるものが意図的に選ばれています。ビニール系建材をできるかぎり使わないところに素材への追求が感じられます。
③量を許容する収納、趣味が光るディスプレイ
趣味の多さにともない収納量が必要でした。玄関脇の土間(現在はリモートワークスペースとして使用)をはじめ、ウォークインクローゼットや小上がり下の収納など、様々な場所に収納が設けられています。趣味のコレクションをディスプレイするスペースも随所に。
留意点
・駐車場の権利形態は専用使用権(1台分)です。使用しなくても解約できません。
・子供部屋は最低限の広さで窓はありません。
・スマートホーム化できる仕組みを採っています。
まとめ、所感
ご自身でキッチンの構想図面を描いたり、本棚・書斎をDIYでつくるなど想いがつまった住まいですが、そのこだわりや間取りのどれも普遍的。多くの方の「住みやすさ、暮らしやすさ」をサポートしてくれる住まい。
「住めば住むほど味が出てくる家にしたい」と家主は話します。リノベーションの完成がゴールではなく、住む人とともに変化していける大らかさを感じられる住まいだなと感じました。多様な家族構成やライフスタイルを受容し、そこに住む方の「好き」や「こだわり」がまた加わっていくのでしょう。ぜひご体感ください。
•文章/写真|与那覇 侑哉(synesthesia)
所在地 | 名古屋市名東区八前2 メイツよもぎヶ丘西館 5階 |
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価格 | 2,980万円(家具は含まず) |
建物面積 | 部屋面積:81.09m2(壁芯) バルコニー面積:10.23m2 |
建物構造 | 鉄筋コンクリート造地上8階建/5階 |
築年 | 1998年1月築 |
管理費他 | 管理費:6,200円 修繕積立金:7,900円 CATV定額料金:540円/月 専用使用権付駐車場:10,500円/月 |
備考 | 間取り:3LDK+書斎+オープンクロ―セット |
