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S&T主催『トライアングル』展 2025.8.5〜17 @ Q1ギャラリー 「The Local」

イベント
2025.07.28

2025年8月5日より、やまがたクリエイティブシティセンターQ1 の「THE LOCAL」にて、S&T主催による現代作家アート展『トライアングル』展が開催されます。

「現代作家アート展」でありながら「作家非公開」という、ちょっと不思議な企画となっております(そして、もちろん、その種明かしは、求める人には与えられる、という用意もされています)。

いったい、なにも情報を与えられないなかで、私たちはその作品を見つめて、どれだけ「感じる」ことに徹しきれるものなのでしょうか。

アート好きなみなさん、ぜひ楽しみに、お越しください。
主催 S&T 上村哲也さんインタビュー記事はこちら

S&T主催『トライアングル』展 2025.8.5〜17 @ Q1ギャラリー 「The Local」

以下は、主催 S&T 上村哲也さんからのメッセージです(プレスリリースより)。

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S&Tでは8月、山形市にあるQ1内のギャラリーThe Localにて『トライアングル』展を開催致します。

今回の展示では、敢えて参加作家の人数や氏名を非公開としています。

皆さんは展示を見る時にキャプションや作家情報など数多くの文字による情報を必ず目にすると思います。そのような展示の仕方が当たり前のようになり過ぎて、無意識にまずはそれらを読んでから作品を鑑賞しようとしていませんか?読んでから作品を見ることが鑑賞のルールと思い込んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

それらが間違いだとは思いませんが、作品を見て純粋に感動したりザワザワしたりすることが本来の鑑賞の醍醐味なのではないでしょうか?

『某氏の作品だから』『どんな背景で描かれている』等はむしろ邪魔なように思います。なぜならその情報が無意識のうちに作品自体の価値を引き上げてしまっている可能性もあるからです。

誰もが知っている大御所の作品でも全てが良いものとは限りません。作品以外の情報がフィルターとなってしまうのも仕方のないことかもしれません。そんな無意識のフィルターを外して、まずは積極的に自分から作品を『見る』ことに集中してみませんか?

まずは何もない『作品だけ』のお部屋を好きなように見て回って下さい。
そして、情報を知った上でもう一度回りたい方は特別な冊子をお買い上げになり、それを読みながら鑑賞して下さい。冊子には参加作家のプロフィールやテーマ、各専門家による批評文が掲載されています。情報を見る前と後で作品を見た時の感じ方の違いにも注目していただけたらと思います。

自分の心のままに作品を鑑賞し『心のざわめき』に耳を傾けるそんな展示です。
そこには自分でも気がついていなかった思わぬ発見があるかもしれません。

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トライアングル 展

・会期 8月5日(火)~8月17日(日)
・11:00 ~ 19:00 *最終日のみ17:00まで
 *8月16日(土) 14:00 ~ 15:30 座談会開催予定
・会場 やまがたクリエイティブシティセンターQ1  1F THE LOCAL TUAD ART GALLERY
・参加作家 非公開
・主催 S&T