やまがた子育て日記/1歳半
2025年冬、息子は一歳半になった。
1年前の冬、息子はまだ生後半年で、抱っこ紐に入れて冬の街を歩き回った。今年は息子が歩けるようになってはじめての冬だ。関東で幼少期を過ごした私は、山形の子どもがどんな風に冬を過ごし、雪の中遊んでいるのか知らない。
息子の保育園から、雪遊び用の長靴や手袋、帽子、スノーウェアなど用意するものリストをもらった時、こんなに準備するものがあるのかとびっくりした。紐付き手袋の紐を上着の中に通すことで手袋を落とさないようにするという事もはじめて知った。
1年前は雪を不思議そうに眺めるだけだった息子も、今年は雪を触ってみたり、踏んでみたりと初めての感覚を楽しんでいた。ただ、外遊びがいつも出来るわけではなく、雪が一日中降り続く寒い日は何をして過ごしたら良いのか分からなくてとても困った。とにかく、息子と2人きりで家にいることが苦手な私は、外に出た。
ある登山好きのモデルの方が、子育てのアドバイスで「外に出ればなんとかなる」と言っていて、子育てが始まってからの私のお守りのような言葉になっている。この冬もとりあえず、外に出てみて散歩したりバスに乗って出かけた。
よく利用したのは山形市のコミュニティバス「ベニちゃんバス」。3つのコースをくるくると運行するバスで、コースのエリア内なら100円で乗車することが出来る。未就学児の保護者、妊娠中の方なら子育て支援乗車証を発行すれば運賃は無料になる。中心市街地コースの停留所が家の近くにあり、15分に一本のペースで走っているのでとても乗りやすい。この冬はたくさん乗っているので、息子もバスが大好きになった。
よく行くのは、七日町の中心にありお店や公民館、図書館が入っている複合施設「azアズ七日町」。5階にある山形市立図書館の分館には、キッズスペースが併設されている(降りるバス停は「本町・Q1」)。
広いわけではないけれど、丁寧に選ばれた絵本がたくさん並び、ちょっとしたおもちゃがあって居心地が良い。息子と絵本を読んだり、積み木をしたりしてリラックスして過ごす事が出来る。なんと授乳スペースもある。遊んだらアズの中に入っているキャンドゥや無印良品で少し買い物をして帰る。

もう一つよく行くのは、山形駅に直結している複合ビル「霞城セントラル」の中に入っている「産業科学館」。入場料は無料で、山形の産業、技術についての展示があったり科学の原理を体験して学べる。息子にはまだ少し早いかもしれないと思ったけど、ボールが流れる装置や体験型の装置などがあり、それなりに興味が湧いたようで眺めたり触ってみたりしていた。
なかでも図書コーナー。ここにある本は大人でも興味深い科学や動物、昆虫の本がたくさんある。息子も気になる本を手に取っては開いたり閉じたりしていた。ここでは、科学の専門的な先生を招いてワークショップなどもひらかれるそうで、成長に合わせて参加してみたいなと思う。
「産業科学館」を出た後は24階展望ロビーまで上がって山形市を眺める。この展望ロビーは私がやまがたで暮らしはじめてからずっとお気に入りの場所。季節によって山形市内の景色が変わり、高いところから景色を眺めるとなんだかとてもすっきりとした気持ちになる。息子はエレベーターに乗るのが好きなので、それだけでもわくわくと嬉しそうな顔をしている。子どもってなんでも楽しめてすごいなと度々思う。
最後に、山形駅ビルの「S-PALエスパル」でお菓子やパンを買って帰るのがお決まりのルーティーン。エスパル1階のベーカリー、「ヴィドフランス」では子育て応援パスポート提示で50円引きでパンが買えるしイートインスペースが広いのでお気に入り。ずっと屋根のある屋内を移動出来るので、寒い日でも動きやすい(ここで利用するバス停は「山形駅前」)。

他にも、「ベニちゃんバス」で山形美術館や県立博物館、市立図書館などにも行ったり子どもと一緒に立ち寄れるカフェなど、おもしろい場所がたくさんあるのでまた紹介出来ればと思う。
とにかく外に出たい。そんな私にとって真夏真冬は本当に困るけれど、屋内でも遊んだり、学べたりする施設がきっとまだたくさんある。だんだんと一緒に出来る事が増えてきた息子とこれからもっと色々な体験をし、知らなかったやまがたの遊び方を発見出来そうで楽しみだ。













