real local 北九州北九州、学生がめぐるローカルウォーキング〜若松編vol.3〜|若戸大橋の裏側へ - reallocal|移住やローカルまちづくりに興味がある人のためのサイト【地域情報】

北九州、学生がめぐるローカルウォーキング〜若松編vol.3〜|若戸大橋の裏側へ

地域の連載

2021.11.24

北九州のリアルな魅力を見つけ出すこの企画。
北九州に住む現役大学生たちが実際にまちを歩き、人や建物と出会いながら、自分たちが暮らす北九州のよさを見つけていきます。

まち歩きをレポートするのは北九州市立大学 地域創生学群で、まちづくりやリノベーションなどを学ぶ片岡ゼミの学生たち。

最終回の今回は、若松のシンボルでもある若戸大橋を探索します!普段は入ることのできないエリアもしっかりお伝えしていきます!

学生がめぐるローカルウォーキング〜若松編vol.1〜

学生がめぐるローカルウォーキング〜若松編vol.2〜|エモくて美味しいグルメスポット

学生がめぐるローカルウォーキング〜若松編vol.3〜|若戸大橋の裏側へ


 

若松の発展と時代を感じられるレトロビル

今回の最終目的地、若戸大橋を見上げながら歩いていると、歴史を感じる建築物を発見。「杤木ビル(とちきびる)」と記されたこの建物は1920年に建てられたそう。若松の海岸エリアには100年の歴史を持つ建物がたくさん残っています。この潮風に耐えてきたことを考えると、当時の技術の素晴らしさも感じます。

杤木ビルを調べてみると、若松で最初に水洗トイレが設置されたビルなのだとか。学生の私たちからすると、今では当たり前の水洗トイレが100年前はなかったのか!と驚きました。

北九州、学生がめぐるローカルウォーキング〜若松編vol.3〜|若戸大橋の裏側へ
建設当時は海陸運送業、石炭販売業、代理業、請負業、鉄工造船業などの業務を行っていたそう

現在は雑居ビルとして利用されていて入ることはできませんでしたが、若松の意外な歴史スポットとして覚えておきたいですね。

 

まち歩きの醍醐味は、やっぱり食べ歩き!

若戸大橋を目指す前に、周辺を散策してみることに。最初に見つけたのは「たこ焼き にじ」というお店。住宅街の中にひっそりと佇んでいました。

このお店の魅力は、気さくで優しい店主さんと良心的な価格。たこ焼きは8個で350円、かき氷は200円でした。気軽に立ち寄りやすいお店だったので、また若松に来たときは店主の方に会いに行きたいと思います!

北九州、学生がめぐるローカルウォーキング〜若松編vol.3〜|若戸大橋の裏側へ
できたてホヤホヤの大きなたこ焼きでした!

このあと私たちが見つけたのは、北九州で大人気のアイスクリーム店「雪文(ゆきもん)」の2号店。北九州の大学生が一度は行きたいと思う、おしゃれなアイスクリーム屋さん。

「ワカマツ3PH 雪文」は、かつて信用金庫だった建物をリノベーションしていてレトロな雰囲気。インスタ映えするおしゃれな店内だけでなく、こだわった美味しいアイスクリームがたくさんあるのが魅力です!

北九州、学生がめぐるローカルウォーキング〜若松編vol.3〜|若戸大橋の裏側へ
こだわりのアイスクリームが多種類展開されています

特におすすめはピスタチオ味。舌触りの良いアイスクリームとピスタチオの濃厚な味はこの店ならではです。また、季節ごとに期間限定の商品などもあります。皆さんもぜひ食べ比べをして、推しの雪文アイスクリームを見つけてみてください!

 

次に訪れたのは「丸窓天ぷら店」。

天ぷらと聞いて思い浮かぶのは衣をつけて揚げたものですが、このお店の天ぷらは魚のすり身を使ったさつま揚げのようなスタイル。

常に揚げたてふわふわを提供してくれるのがこのお店の魅力。1つ90円と安いため、地元の人たちにも愛されているお店です。夕方は売り切れていることが多いそうなので、お昼前などに行くことをおすすめします。

北九州、学生がめぐるローカルウォーキング〜若松編vol.3〜|若戸大橋の裏側へ
創業1912年の100年を超える老舗。てんぷらの種類は白天、キクラゲ天、野菜天の3種類。どれもあつあつで美味しかった!

若松を支えてきた力強さに感服

いよいよ、まち歩きの締めくくり「若戸大橋」へ。今回は特別に、若戸大橋のバックヤードを案内していただきました。バックヤード体験の前に、洞海湾に掛けられた若戸大橋の概要や完成までの経緯をレクチャーしていただきましたので振り返りです。

北九州、学生がめぐるローカルウォーキング〜若松編vol.3〜|若戸大橋の裏側へ

若戸大橋ができる以前、石炭と海運のまち「若松」と、鉄の町「戸畑」との間の交通は、渡船が担っていました。北九州の近代産業が繁栄するにつれて、より安全で便利な連絡方法が長い間考えられてきたそうです。

昭和5年のえびす祭りの際に渡船が転覆し多くの犠牲者を出したことから、若松・戸畑両方の関係者から連絡道路建設の要望が高まることに。当初はトンネルを建設予定でしたが、第二次大戦の勃発によりその計画は頓挫。

北九州、学生がめぐるローカルウォーキング〜若松編vol.3〜|若戸大橋の裏側へ
実際に使われた部品も展示されていました

昭和27年、社会情勢の好転に伴い吊り橋建設の案が浮上しました。そして昭和37年、若戸大橋がついに完成。建設当時「東洋一の夢の吊橋」と言われ、日本の吊橋の先駆的な役割を果たしたそうです。

 

次はいよいよ、バックヤード体験へ。完成までの経緯を振り返った動画も視聴し、安全チョッキやヘルメットを被った私たちの興奮は最高潮です。

北九州、学生がめぐるローカルウォーキング〜若松編vol.3〜|若戸大橋の裏側へ

長い階段を登り、どこに向かっているのかドキドキしていた私たち。辿り着いたのは….なんと橋の下、道路の裏側につくられた点検部分でした。

北九州、学生がめぐるローカルウォーキング〜若松編vol.3〜|若戸大橋の裏側へ

私たちが普段見る橋とはまったく違い、橋の下側にある通路を歩いていきます!普段見られない橋の裏側を見ることができて、みんな興味津々。

北九州、学生がめぐるローカルウォーキング〜若松編vol.3〜|若戸大橋の裏側へ
最初は足元には家屋やビルが見えていたのですが、そのまま進み、気がつくと真下はなんと海!

高さ40mを超える高さにも関わらず大興奮で、引き返すことなく、無事に全員で楽しむことができました。スリル満点の体験となりました!

北九州、学生がめぐるローカルウォーキング〜若松編vol.3〜|若戸大橋の裏側へ

こんな場所から常に点検をしてくれているから、頭の上を走る車は今、安全に海を越えられているのだなと、感慨深い気持ちになりました。

北九州、学生がめぐるローカルウォーキング〜若松編vol.3〜|若戸大橋の裏側へ

 

ローカルウォーキングを終えて

3回にわたってお届けしてきた北九州・若松のローカルウォーキング、いかがでしたか?

ひとつの目的地を目指して観光するのとは違い、目的にこだわらずにまちを歩いたからこそ見つけられる、北九州・若松の良さを体感することができました。皆さんもぜひ足を運んでみてください。

これからも観光地としてだけでなく、おもしろいコンテンツを取り込んだまちづくりや魅力発信についても考えてみたいと思います。
若松最高!

(文:北九州市立大学 地域創生学群 片岡ゼミ

北九州、学生がめぐるローカルウォーキング〜若松編vol.3〜|若戸大橋の裏側へ

 

今回訪問した建物・お店

■杤木ビル
北九州市若松区本町1-15-10

■たこ焼き にじ
北九州市若松区本町1丁目3−24

■ワカマツ3PH 雪文 2号店
北九州市若松区本町2丁目7−6

■丸窓てんぷら店
北九州市若松区浜町2丁目2−19

■若戸大橋
北九州市若松区本町1丁目5-18

 


まち歩きにあたって、北九州市で発行している建築冊子「ARCHITECTURE OF KITAKYUSHU 〜時代で建築をめぐる〜」を参考にしています。

リアルローカルでは5回の連載にわたって建築冊子を紹介しています。 #北九州の建築をめぐる から過去の記事もご覧ください。

問い合わせフォーム

お名前(必須)
メールアドレス(必須)
※携帯電話のメールアドレスをお使いの場合
パソコンからのメール受信を制限する設定をされている方は、[@reallocal.jp]を受信できるよう、ドメイン指定受信解除等の設定をお願いいたします。
内容・自己紹介など(必須)
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

※入力された情報を保護する為、SSL暗号化通信を採用しています。