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TOP » 北九州 » 【北九州】旦過市場近く『知音』で味わう、絶品の朝ごはん

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北九州市立大学 地域創生学群 片岡ゼミの編集チーム「つづる。」が身近な北九州の魅力を自分達自身の言葉で綴り、みなさんにお届けしていきます。

はじめまして。編集メンバーのななみです。
食べ歩きが大好きな私。北九州を訪れてから2年が経ち、素敵なお店や人とたくさんの出会いがありました。ここでは、北九州市内イチオシのお店を思いのままにお届けしていきます。

今回は「ひとりでのんびり朝活したい。」そんなことを思っていた時に見つけたお店、 小倉北区の路地の一角にある「知音-chiin-」さんをご紹介します。

 

お店の目印は「知音」と印された小さな看板

お店があるのは、旦過市場から徒歩６分ほどの場所。「知音（ちいん）」と印された小さな看板が目印です。
最初にお店を訪れた時、なかなか辿り着くことができませんでした。素敵なお店が立ち並ぶ通りで、心惹かれるお店を探すのも一つの楽しみなのかもしれません。そんな小さな看板を目印に細い階段を上るとお店はあります。

店名の「知音」は、中国の故事成句「知音」という作品に出てくる琴に由来しています。この作品は、琴を使って心が通じ合うという物語です。
「琴の音が流れるような静かで落ち着ける空間で食事を楽しんで欲しい」という店主さんの思いが込められています。

お店の扉を開けると、店主さんのセンスが光る洗練された空間が広がっています。 お花やアンティークによって創られた雰囲気は唯一無二です。テーブル席が２つとカウンター席が５つの小さな店内ですが、ゆったりと自分だけの特別な時間を過ごすことができます。

 

前日までの予約でいただく、身体に優しい「朝ごはん」

本来は日本酒と日本茶と小皿料理のお店で、お昼にはランチを、 夜はディナーを楽しむことができます。

朝8時からいただくことができる「朝ごはん」。私は、ここに「だし巻き玉子（ハーフサイズ）」をプラスするのが定番です。

「朝ごはん」は、ごはんとお味噌汁に、副菜が５種類という内容。和紅茶とお茶菓子も一緒についてきます。朝から身体が喜ぶようなお野菜が中心の内容です。

無農薬野菜を使用することにこだわっておられ、素材本来の味や食感が楽しめるものばかりです。食事の前には、 店主さんが一品一品、 丁寧に野菜の生産地など説明をしてくださり、心を込めて作られているのが伝わります。

「知音」の空間、器、お食事は、どれも店主さんの持つセンスや感性が漂う、唯一無二のもの。そんなこだわりの詰まった空間で、贅沢な朝を過ごしてみませんか？

（文・写真：ななみ）