【北九州】キタチャリvol.1『菅生の滝』
北九州市立大学 地域創生学群 片岡ゼミの編集チーム「つづる。」が身近な北九州の魅力を自分達自身の言葉で綴り、みなさんにお届けしていきます。
皆さんこんにちは。「つづる。」メンバーの尾形です。キタチャリでは、北九州市のまだまだ知られていない “自然” を自転車で回り、道中やスポット周辺にあるものを、私の独断と偏見を交えてご紹介します。自転車はかご付きの “普通” のもので、出発地点は私が通う学校、北九州市立大学です。
※今回は2024年11月4日に訪れたときのことを記事にしています。
自転車での行き方
今回のルートはGoogleマップアプリで「菅生の滝駐車場」と検索、移動方法を自転車選択にし、「最適ルート」をもとにした道です。「菅生の滝」と調べてしまうと、通行止めの道を案内されてしまうのでご注意を。変更したのは守恒交差点からモノレール徳力嵐山駅までの道です。Googleマップではくねくね道を案内されますが、国道322号(大きな道路)をまっすぐ進みました。

いざ菅生の滝へ
道中にある山本春吉1号線と春吉道原1号線は、突然田舎の景色が広がる道で、走っていて気持ちがいい道でした。さらに進み、菅生の滝の手前にて坂で日光浴をする動物を見つけました。一瞬死んでいるのかと思いましたが、生きていました。こういう動物に出会えるのは自然がある田舎ならでは。こういう出会いは、自転車で行くからこそ癒しになります。
菅生の滝駐車場まで来たら、車で来た際はここまでしか進めませんが、自転車ではさらに奥まで行くことができます(県道28号の端まで)。100mほど駐車場から進むと橋があり、今回はそこに駐輪しました。
自転車を降り、歩いていくと薄暗く幻想的な空間が広がり、時間帯も相まって(午前8時ごろ)木々の間から差し込む朝日がさらに雰囲気を出していました。鳥のさえずりと葉の揺れる音が自転車で上がった息と心を落ち着かせてくれます。

さらに歩いていくと、足元がしっかり整備されていたり、トイレが設置してあったりとたくさん人が来ているんだなと感じました。
右手に須川神社が見えてきたら菅生の滝まであと少しです。ここは少し不気味な雰囲気でした。
神社を後にし、橋を渡ると菅生の滝が見えてきます。 岩を上り滝の近くまで行くと水しぶきを感じられ、時間を忘れられるような空間が広がっていました。

菅生の滝は、車でのアクセスもいいので気軽に行くことができます。自然に触れたい方におすすめです。ロケーションとしては山奥にある感じではなく、ランニングコースとしても利用できるくらいの傾斜を上った先にあり、訪れた際にも地域のおじいちゃんがランニングをしていました。私はぜひ自転車で「菅生の滝」を目指してほしいです!
帰り道周辺を散策していると
滝から帰る途中来る時とは別の道を走っていると「マムシに注意」という初めてみる看板を発見しました!帰り道ぜひ見つけてみてください。
菅生の滝から下り、南のほうに進むと「道元ガーデン・カフェ」「ドーバルガーデンカフェコテージ」 の2軒のカフェがありました。訪れた時間帯は開店しておらず、どちらのお店も入ることはできませんでしたが、目の前の開けた畑を見ながらくつろぐことができそうな素敵なお店でした。また行く際には絶対に行きたい場所です。
スポット概要
【菅生(すがお)の滝】
落差30mと北九州最大落差の滝です。水源は福知山で道元の国有林の中にあり、紫川につながっています。「滝のしぶきで女性の化粧も落ちて『素顔』になってしまう」というユニークな説もあります。無料駐車場も整備されています。
所在地:北九州市小倉南区大字道原
交通アクセス:おでかけ交通「中谷」・「徳光橋」乗車~「道原」下車、徒歩50分(もしくはタクシー)
(注)タクシー利用の場合は、事前の予約をおすすめします。
(注)手前1km程は道幅が狭く離合に注意する必要があり、渋滞が発生する場合があります。
駐車場:無料駐車場あり(45台)
※北九州市のホームページより抜粋
(文・写真:尾形)