「ぼくのたいき君」 その12・走れ!たいき君~ の巻
山形まるごとマラソン
10月5日、山形市内をぐるりひと廻り、ランナーたちが走る恒例の「山形まるごとマラソン」が開催されました。たいき君はそもそも聖火ランナー・スタイルが基本形ですから、たいき君を追う私もこれに参加しない手はありません。
というわけで「まるごとマラソン」当日までの2ヶ月間、痛む膝と泣き叫ぶ心臓に対する入念な対策を施して、いざスタート地点に立ちました。

9時5分スタート!
落合スポーツセンターを出発し、霞城公園から十日町、七日町を駆け抜けて文翔館へ、さらに十日町へ戻り、今度は馬見ヶ崎川のジワジワつらい上り坂を登って下って、落合まで戻ってようやくゴール!山形市内を眺めながらの21.1キロは、ちょっとつらくて楽しいコースでした。道中、銘菓「のし梅」やバナナなどの補給食にエネルギーをいただきました。何より、沿道からの声援が一番の元気の素だった、きっと参加者みんなが同じくそう感じたことでしょう。
無事にゴールすると、迎えてくれたのはもちろん・・・!

そう!たいき君です。ちょっとペンキが剥がれて黒くなっているものの、かわいさ満点。疲れたランナーを優しく迎えてくれるこの笑顔。やっぱり山形を代表するマスコットはたいき君だよな、とあらためて思いました。
そして、走ったあとは水分補給を欠かさずに!

おっと、こちらは33年モノの未開封たいき君アクエリアス。間違って飲んではいけません。これは大事なコレクション品。マラソン後には、私はちゃんと新鮮な水を飲んでおりますのでご安心ください。

そして、たいき君の足元で芋煮と雪若丸のおにぎり、デザートにシャインマスカットをいただきました。この記事を読んで、来年はぜひ「山形まるごとマラソン」に出るぞ!という方がいらしたら、ゴール後はぜひ、たいき君と一緒に記念写真を撮ってください。私と私の仲間以外、たいき君と写真を撮っている人は誰もいませんでした。なんてことだ!
引き寄せの法則
マラソンが終わってから、市内の諏訪神社で開催されていた蚤の市に寄りましたところ、タイムリー過ぎる逸品に出逢いました。

なんと、べにばな国体開催当時の聖火ランナー用ビブスです。色鮮やかです!聖火ランナーを務めた方がずっと大切に持っていたというお品。私が大事に引き継ぐ運びとなりました。来年はこれを身につけて「まるごとマラソン」に出ようかしら。夢はつづきます。
さらにその夜のこと。無事の完走を祝うため、山形駅前にある「山形ワイン酒場」に行きました。

山形産の美味しいワインがいろいろ飲めるこの素敵なお店で祝杯を上げたのです。そしてお店を出るときに気がついてしまったのです。

素敵なお店には、素敵な理由が複数あるわけです。味わい深いビンテージ・ワインに、味わい深いビンテージ・たいき君。走るたいき君ざんまいの1日でした。
それでは、また次回。