【北九州】わたしの絶品カレー⑤スパイス香る、だけどホッとする。唯一無二のインドカレー
北九州市立大学 地域創生学群 片岡ゼミの編集チーム「つづる。」が身近な北九州の魅力を自分達自身の言葉で綴り、みなさんにお届けしていきます。
みなさんこんにちは!「つづる。」のわたしの絶品カレー特集担当のなおです。
ギラギラ太陽が照りつけ、毎日がサウナ状態の真夏!こんな時こそ、ガツンと刺激が欲しくなりませんか?スパイス効いた食欲そそる一皿で、夏のだるさを吹き飛ばしてくれる、とっておきのカレー屋さんをご紹介します!
北九州のカレー沼へようこそ
向かったのは、北九州市・モノレール平和通駅から徒歩1分ほどの場所にある「ガネーシャ」。
私が大学に入学しカレーに沼り始めた頃、友人たちから真っ先に名前が挙がったのがこのお店でした。
初来店のときに選んだのは、王道のチキンカレー。
ひと口食べた瞬間、どこか懐かしさを感じるまろやかさと、探し求めていたスパイスの刺激が一気に押し寄せてきました。 この感動が、私の“カレー沼生活”に拍車をかけたと言っても過言ではありません。
あれから3年、今もなお定期的に通っているこのお店は、毎回違うカレーを選ぶのが楽しみのひとつ。どのカレーも個性が際立っていて、食べ比べるほどに奥深さを感じられます。
今回選んだのは「コルマカレーのAセット」。お好みのカレーに、焼きたてナンまたはライス、サラダ、サモサ2個、バトゥーラ、ラッシーがついてくるという豪華な内容。
日本人の舌に馴染む絶妙なバランスの「コルマカレー」
コルマカレーは、ヨーグルトや生クリーム、ナッツペーストをベースにしたクリーミー系のカレー。鶏肉とじゃがいもは驚くほどやわらかく、スプーンを入れるだけでホロホロと崩れるほど丁寧に煮込まれていました。
そして驚いたのは、その“日本人の舌に馴染む絶妙なバランス”。 ガネーシャでは、鶏ガラスープをベースにしているそうで、しっかりインドカレーでありながらも、どこか和の風味を感じる懐かしさがあるんです。これがこの店の“唯一無二感”を引き立てているように思います。
日本人向けにがらりと味を変えるのではなく、本場の繊細なスパイスの風味を残しつつ日本人に馴染みのある味を生み出す。この美味しさの裏でとんでもないこだわりが詰まっているように感じます。
驚きの軽やかさの「焼きたてナン」
ナンは、思わず笑ってしまうほどお皿からはみ出す大きさ。
でも、焼きたての外サク中ふわな軽やかさのおかげで、あっという間に食べきれてしまいます。
私のおすすめの食べ方は、“とにかくアツいうちに食べること”。ちぎりやすくて、噛みごたえもちょうどよく、カレーとの相性も最高です。
食欲を刺激する!「サモサ」と「バトゥーラ」
そして、今回初めて食べたサモサ。外はサクッと、中は優しいスパイスで味付けされたホクホクのじゃがいも。見た目はちょっと重たそうだけど、実際は驚くほど軽やかで、むしろ食欲を刺激される一品でした。
もうひとつの主役、バトゥーラ。揚げパンのような見た目ですが、中は空洞で見た目ほど重くありません。ひと口食べると…「甘い!」と思わず声が出そうに。
ほんのりとした甘みとサクッとした食感がクセになり、ナンと同じくらいのボリュームがあるにもかかわらず、気づけばぺろりと完食していました。
蒸し暑さに食欲を奪われがちなこの時期ですが、 スパイスの力で「食べることの楽しさ」を思い出させてくれる、そんな体験がここにはあります。 ただ暑さをやり過ごすのではなく、 この季節だからこそ味わえる一皿を、ぜひ体験してみてください。
(文:なお/写真:ななみ)
名称 | ガネーシャ |
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住所 | 北九州市小倉北区魚町3丁目1-11 1F |
営業時間 | 火・水・木・金・土・日 |
備考 | ご予約・お店へのお問い合わせは、下記お問合せフォームではなく、店舗のほうへ直接ご連絡をお願いいたします。 |
TEL | 093-541-2608 |