【北九州】わたしの絶品カレー⑥当たり前の食材を極上の一皿に仕上げる「骨付きチキンカレー」の真髄
北九州市立大学 地域創生学群 片岡ゼミの編集チーム「つづる。」が身近な北九州の魅力を自分達自身の言葉で綴り、みなさんにお届けしていきます。
みなさんこんにちは!「つづる。」の私の絶品カレー店特集担当のなおです。
気を抜くと暑さにやられてしまいがちな今日この頃。外に出るのも億劫になってしまいがちですが、そんな気分も忘れさせてくれる絶品のカレー屋さんを今回ご紹介します。
こだわり抜かれた骨付きチキンカレー
向かった先は「カリーフランキー軒」。小倉のセントシティ駐車場入口の向かい、建物の2階にひっそりと佇んでいます。

こぢんまりとした店内にはカウンター席が並び、おひとりでも気兼ねなく立ち寄れる雰囲気です。開店直後から多くのお客さんで賑わい、その人気の高さがうかがえます。


早速運ばれてきたカレーを口にして衝撃が走りました。すっと鼻を抜けるスパイスの香りとじっくりと煮込まれたチキンが驚くほど相性バツグンで奥深い香りと味が同時に押し寄せてくる感覚がクセになる。そんな体験は初めてでした。
飽きさせない工夫が光るトッピング
さらに食欲をそそるのが、付け合せのトマトソースと青唐辛子です。(パクチーは苦手なので今回はパスしました。トッピングにゆで卵を追加することもできます)
トマトソースはフレッシュで適度に酸味があり、カレーにかけると後味がさっぱりとしてスプーンを持つ手が止まりません。
そして辛いもの好きにはたまらない青唐辛子。ピリッとした刺激が味を引締め、カレーの濃厚さに重たさを感じさせません。
これら全てがチキンカレーの美味しさを引き立たせ、飽きを感じさせない工夫だと感じます。
当たり前の食材を当たり前に美味しく
食べ進めるうちに感じたのは、素材本来の無駄のない美味しさ。この美味しさの秘密をお店の方に伺ってみました。
店主の方によると、こだわっているのは「3つの火入れ」だそうです。
・カレーのベースとなる玉ねぎの火入れ
・骨付きチキンへの火入れ
・スパイスへの火入れ
それぞれの火入れに美味しさが際立つタイミングや頃合い、そしてフレッシュな香りを殺さない工夫が凝らされているとのこと。
そしてお店が大切にしている「当たり前の食材を当たり前に美味しく」というモットーを体現するため、日々細心の注意を払い努力を重ねているのだと実感しました。
こだわり抜かれた調理工程をたゆまぬ努力で続け、安定した味を届ける北九州の名店「カリーフランキー軒」。ぜひ皆さんもこの感動を味わってみてはいかがでしょうか。
ちょっと裏話
北九州市出身の俳優、リリー・フランキーさんを思わせるユニークな店名に「どこかで聞いたことがあるな」と感じる方も多いのではないでしょうか。店名の由来を店主に伺うと、意外な答えが返ってきました。
開店当初の店舗ビルがレトロな雰囲気だったことから、その雰囲気に合う名前を考えていた店主。様々な候補の中から、一番しっくりきたのが「カリーフランキー軒」だったそうです。
店主はリリー・フランキーさんのファンでもあり、「カリーフランキー」という響きが自然と頭に浮かんだのかもしれないと話してくれました。
階段前には日替わりのイラストや言葉が描かれた看板がります。お店に入る前にのぞいてみるとたのしいですよ♪
( 文:なお/写真:なお・さな [なおのカレー友達] )
名称 | カリーフランキー軒 |
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住所 | 北九州市小倉北区京町3丁目5−5 品川ビル 2F |
営業時間 | 月・火・木・金 11:00~15:00 |
備考 | ご予約・お店へのお問い合わせは、下記お問合せフォームではなく、店舗のほうへ直接ご連絡をお願いいたします。 |